出版社内容情報
生活習慣の乱れなどによって、血管の老化スピードは速く、実年齢より10歳も20歳も高い血管年齢の人が増えていると言われています。
心臓疾患におけるロボット手術のスペシャリスト、世界のベストドクターズにも選ばれている著者によると、問題は老化したボロボロの血管ではなく、その中に流れる血液にあるとのこと。さらには、多くの人が間違った健康知識で血液の老化スピードを速めているとも…
そこで、本書では、血管をボロボロにするドロドロ血液が引き起こすリスクを紹介しつつ、間違った健康知識を正し、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病といった心臓血管におけるトリプルリスクを防き、健康的に長生きできる血液の整え方を紹介します。
健康診断の数値に悩む方、いつまでも若々しく健康でいたいと思う方など、幅広く活用していただける一冊です。
血液を整えて、健康寿命を延ばしましょう。
内容説明
ボロボロの血管をきれいにはできませんが、血液はきれいにできます。いつまでも健康でいるために善玉血液を一緒につくりましょう!
目次
第1章 ボロボロ血管の犯人は、血液と加齢(ボロボロ血管を放っておくと、詰まる、裂ける、破裂する;無敵の臓器「心臓」がボロボロ血管で機能停止に陥る ほか)
第2章 血管をボロボロにする「悪玉血液」ボロボロを食い止める「善玉血液」(「悪玉血液」と「善玉血液」;50歳を過ぎると成人病らしい体になってくる ほか)
第3章 100歳まで血管を守る善玉血液のつくり方(運動よりもまずは食事;要注意!血管をボロボロにする4つの白い粉1 砂糖=血糖値スパイクを引き起こす ほか)
第4章 善玉血液を守る生活術(50歳を過ぎた体はメンテナンスが必須の中古車のようなもの;週に1回は毒を食べてもいい? ほか)
著者等紹介
渡邊剛[ワタナベゴウ]
ニューハート・ワタナベ国際病院総長。心臓血管外科医。医学博士。東京都出身。金沢大学医学部卒業。ドイツ・ハノーファー医科大学へ留学中、ドイツ心臓外科の父と呼ばれるボルスト教授に学び、2000件にわたる心臓手術を経験。32歳で日本人として最年少で心臓移植の執刀を担当。2000年に金沢大学外科学第一講座主任教授に就任。2005年に日本で初めて外科手術用ロボットのダヴィンチを使用した完全内視鏡下冠動脈バイパス手術を行う。以降、東京医科大学心臓外科教授(金沢大学と兼任)などを経て、2014年にニューハート・ワタナベ国際病院を開院。2019年から6年連続で年間心臓ロボット手術の執刀数世界一。日本ロボット外科学会理事長も務める。2010年から毎年ベストドクターズにも選出
坂本昌也[サカモトマサヤ]
国際医療福祉大学医学部教授。国際医療福祉大学三田病院糖尿病・代謝・内分泌内科部長。東京都出身。東京慈恵会医科大学医学部卒。東京大学・千葉大学大学院時代より、糖尿病、心臓病、特に高血圧に関する基礎から臨床研究に渡るまで多くの研究論文を発表。日本糖尿病学会認定指導医・糖尿病専門医、日本内分泌学会認定指導医・内分泌代謝科専門医、日本高血圧学会認定指導医・高血圧専門医、日本内科学会認定指導医・総合内科専門医、厚生労働省認定臨床研修指導医、日本医師会認定産業医。厚生労働省指定オンライン診療研修、臨床研修協議会プログラム責任者養成講習会を修了。現在も研究を続けながら若手医師や医学部生の指導も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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