出版社内容情報
経営判断を求められる局面において、資金は切っても切れない関係であり企業活動の源泉である。資金力は経営判断における選択肢の多さに直結すると言っても過言ではない。
会社や経営者個人に、キャッシュを残す方法を「知っている経営者」と「知らない経営者」の情報格差はとても大きいと言える。
本書では、企業資金の一部である「キャッシュ」をテーマに、経営者が自身の判断で自由に使うことのできるキャッシュを増やす方法を紹介する。
内容説明
税法を詳しく理解し様々な制度を活用することにより経営者が自身の判断で自由に使えるキャッシュは実は簡単に増やすことができます!
目次
序章 まずは知っておきたい基礎知識
1章 「役員報酬」の決め方でキャッシュをつくる
2章 「社内規程」を作成する
3章 いざというときの「共済制度」と「団体保険」
4章 「助成金」や「補助金」を申請する
5章 「減価償却」の仕組みを知る
6章 退職金を受け取る
著者等紹介
石野茉希[イシノマキ]
株式会社イーアールアイ代表取締役。株式会社トレーラーハウスフロンティア取締役役員。新潟県魚沼市生まれ。外資系保険会社で15年間プレイングマネージャーとして勤務する。法人・経営者に特化した中小企業の福利厚生・企業保険等を手掛ける。2011年3月11日の東日本大震災を機に、大切なお客様に最良の保険提案をするため、多くの保険を扱うことのできる乗り合い代理店に転職。震災での体験から「経営者が自身の判断で自由に使えるキャッシュ」の重要性を感じ、税制や中小企業のための様々な制度を学び、わかり易くアドバイスをしている。これまで培った知識と人脈を生かし、経営者の仲間を中心とした有志で『福禄寿の会』という勉強会を運営し、「福」:信頼できる友、「禄」:経営にかかわる知識、「寿」:健康に関する知識の3つをテーマに、経営者の継続的な学びの場の共創を目的として2016年から毎月開催している
佐々木健郎[ササキタケオ]
公認会計士・税理士。株式会社マネージポート会計事務所代表取締役。コンサルティング会社、新日本有限責任監査法人等で、M&A、事業再生、DD・事業計画策定支援等に従事。2013年には大手地方銀行に常駐し、多数の事業再生業務を行う。SPCを利用した不動産や債権を中心とする証券化案件において、会計税務コンサルティング、期中管理業務等にマネージャーとして数百件に従事。2013年、株式会社マネージポート会計事務所代表取締役に就任する。事業再生研究機構税務問題委員会税制改正WG委員、事業再生実務家協会会員、日本公認会計士協会東京会経営委員会委員、東京都まちづくり専門家専門委員等を歴任。不動産証券化協会(ARES)主催「不動産証券化協会認定マスター養成講座会計・税務編」のテキスト作成委員なども歴代(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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