出版社内容情報
家族信託は2007年に作られた比較的新しい制度。財産をわたす側にとって自分の意向が反映されやすい制度として注目されている。その一方で認知症対策はもちろん、資産承継対策、事業承継対策として活用されている。しかし、完全無欠ではなく実際は遺言と併用されたり、相続税に関連して税務的なところにも注意も必要になってくる。金融機関とのやり取りも発生する。本企画では20以上の事例ケースをもとにマンガと図解を交えながら「家族信託」の基本からその活用方法について手取り足取り初心者でもわかるように解説していく。10pほどの巻頭マンガ付き。
内容説明
一夜漬けでも理解できる!新しい財産の渡し方・残し方入門の入門!管理・処分する「最後の手段」事例18と留意点。
目次
巻頭マンガ「家族信託」って何だ?
1章 家族信託の基礎知識
2章 家族信託で知っておきたいこと
3章 認知症対策としての家族信託
4章 資産承継対策としての家族信託
5章 事業承継対策としての家族信託
6章 家族信託に関わる税金と優遇制度
7章 気になる疑問を解決しよう
著者等紹介
島本広幸[シマモトヒロユキ]
税理士、宅地建物取引士、建設業経理事務士1級、ファイナンシャルプランナー。1966年和歌山県出身。バブル期に(株)第一勧業銀行(現・(株)みずほ銀行)に入行。入行後、個人営業から始まり法人渉外担当、債権回収、審査部審査、営業(融資渉外)課長、事業承継・組織再編コンサルティング部門の上席部長代理などを歴任。運用、融資(個人ローン含む)、債権回収から事業承継までの幅広い銀行業務に精通。2015年1月みずほ信託銀行(株)コンサルティング部を最後に退職。2015年2月税理士登録(東京税理士会)現在、税理士法人ベリーベスト所属税理士、(株)ポラリス代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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