図解 ウイルスと除菌のことがよくわかる！本

内海 洋【著】

あさ出版（2022/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 154p／高さ 21cm
• 商品コード 9784866673301
• NDC分類 498.6
• Cコード C2077

出版社内容情報

「消毒液と除菌水は何が違う？」「消毒液と除菌水のラベルはどこを見ればいい？」「変異株に有効な消毒液と除菌水は？」「次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムは別物？」「空中噴霧は危ない？」「医療機関はどうやって消毒をしている？」など、新型コロナウイルスの流行で一気に関心が高まった消毒・除菌についての最新知識を、イラスト等を使ってわかりやすく図解。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザ、Ｏ-157、大腸菌など、日常で感染リスクのあるさまざまなウイルスや菌を無毒化し、予防する方法がわかります。

内容説明

変異株を不活化する製品は？安全な除菌水と危険な除菌水を見分ける方法は？空間除菌って危険なの？家庭・オフィス・店の除菌ポイントは？など、安心と安全を実現するために知っておきたいことのすべて。

目次

第１章　ウイルスと除菌のことがよくわかる！（菌とウイルスの違いはなんですか；菌やウイルスはどうやって身体に侵入するのですか　ほか）
第２章　除菌と安全のことがよくわかる！（消毒液と除菌水、人体に安全なのはどちらですか；アルコール消毒液は安全ではないのですか　ほか）
第３章　除菌水の選び方がよくわかる！（次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは同じものですか；次亜塩素酸ナトリウムの除菌効果・メカニズムを教えてください　ほか）
第４章　除菌水の使い方がよくわかる！（次亜塩素酸水を取り扱うときの注意点はありますか；次亜塩素酸水の空間噴霧について教えてください　ほか）

著者等紹介

内海洋［ウチウミヒロシ］
株式会社アクト代表取締役社長。１９５８年生まれ。北海道小樽市出身。釧路高専卒業後、北海道ヤンマー等を経て、１９９７年に有限会社アクト設立、２０００年５月より現職。アクトは、農林水産・食品産業技術振興協会・民間部門農林水産研究開発功績者表彰（２０１５年）、発明協会・北海道地方発明表彰北海道知事賞（２０１７年）、経済産業省・第７回ものづくり日本大賞ものづくり地域貢献賞（２０１８年）など受賞多数。また、２０１８年には経済産業省・地域未来牽引企業にも選定されている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[読書日記]

医薬品医薬部外品と表示できるのはアルコール含有製品だけだという事は初知り。「除菌」と「消毒」が単に法律上の表記の違いだとか、間違えやすい次亜塩素酸ナトリウム水溶液と、次亜塩素酸水がどちらが安全な方かとか、モヤモヤしてた事もはっきり。ただ、次亜塩素酸水が万能であることは分かったけども、後半は除菌とウイルスについてというよりも、ひたすら次亜塩素酸水の凄さについて語る本みたいだった。自分でつくる方法とか、三室型がどうのとか、一般人が知っても意味ない。そもそもウチの店に売ってたかな？殆ど流し読み。

2022/10/11

[卓ちゃん]

農業施設メーカーの経営者がどうしてこの本を？と思ったが、農業・畜産業の仕事の一つが病原体との戦いであり、農産物、畜産物は人の体に入るから、除菌水は菌やウイルスに効果があるだけでなく、使う人にとって安全なもの、環境を汚染しないものを求めている、ということに納得。この本は「とにかく次亜塩素酸水、何が何でも次亜塩素酸水」というスタンスで書かれている。次亜塩素酸水をネット通販で調べてみたが、「非電解」「混合」「粉末」や「錠剤」など、本来、次亜塩素酸水でないものがたくさん「次亜塩素酸水」として売られている。

2022/03/01