出版社内容情報
郷土における公共財を隣人と共同で適切に管理する実践的姿勢「パトリズム(実践的郷土愛)」(著者の造語)という新しい政治思想を掲げ、国民全体が豊かさを実感できる社会へ日本列島を修復させるための構想を示す。若手地方議員が未来の責任を果たすために書いた渾身の一冊。
内容説明
田中角栄が理想とした「大都市や産業が主人公の社会ではなく、人間と太陽と緑が主人公となる“人間復権”の新しい時代」―そのような時代を迎えるための、令和における課題および解決法を地方の市議が指摘・提案する。郷土における公共財を隣人と共同で適切に管理する実践的姿勢「パトリズム(実践的郷土愛)」という新しい政治思想を掲げ「資源」「文化」「自治」「幸せ」の4分野から、国民全体が豊かさを実感できる社会へ日本列島を修復させるための構想を示す。
目次
第1章 成長から老境へ 日本の現状
第2章 浪費から管理へ 資源を守る
第3章 鑑賞から継承へ 文化を引き継ぐ
第4章 承認から参加へ 自治を高める
第5章 享受から利他へ 幸せを分け合う
第6章 量から質へ 日本のこれから
著者等紹介
吉田良[ヨシダリョウ]
昭和51年生まれ。東京音楽大学卒業。声楽演奏家、合唱指揮者、学校教員、学習塾経営などの経歴を持つ。現在、宮城県名取市議会議員(2期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 闘茶 - 私本珠光記