出版社内容情報
東京・羽村にあるNISSYOはトランス(変圧器)を製造する町工場。15年前は売上2億、社員十数人。それが売上20億、社員160人に成長し、さまざまな賞を受賞、国内外のトップ企業からオーダーが殺到するまでに!
その秘密は、同社の技術もさることながら、人を育て、生産性を高める「ありえない仕組み」にあった!
ありえないほどきれいな工場(超ピカピカ)
ありえないほど高い生産性(納期他社の3分の1)
ありえないほど高い技術(社員を海外大手に派遣)
ありえないほどすごい社員教育(文系採用で育てる)
ありえない人事異動(事務職が設計部門に)
ありえない人材活用(外国人、パートが大活躍)
ありえないIT化(全スタッフにiPad支給。デジタル化を推進)
ありえないほど短い残業時間(平均29時間)
等々、ありえない町工場の秘密を大公開!
内容説明
事務職が設計職に。全員参加の改善大作戦。経営計画発表会開催。納期他社の1/3。東京・羽村の町工場の生産性UP、人づくりなど、会社を伸ばす仕組み大公開!
目次
はじめに ありえない町工場、ここがありえない!
序章 「ありえない町工場」はこうして誕生した(トランス需要の拡大を見込み、織物業からの転業を決意する;無法地帯の日昭工業。「とんでもない会社に入ってしまった…」 ほか)
第1章 技術のレベルがありえない!(設計からメンテナンスまで、すべての工程に対応する;自社のエンジニアを他社に派遣するなど、「人材派遣サービス」にも注力 ほか)
第2章 生産性のレベルがありえない!(「環境整備」を徹底し、工場の無理無駄を省く;「PDCAサイクル」を回して、先を見据えた業務改善に取り組む ほか)
第3章 人づくりのレベルがありえない!(これからの時代に生き残るのは、人材戦略に優れた会社;能力よりも価値観を共有できる人を採用する ほか)
第4章 経営計画のレベルがありえない!(経営計画書は、共通の目標を持つためのツール;経営計画書の原案は、幹部社員につくらせる ほか)
著者等紹介
久保寛一[クボカンイチ]
株式会社NISSYO代表取締役社長。1957年、東京都青梅市生まれ。立川高校卒業。早稲田大学理工学部卒業後、81年に沖電気工業株式会社に入社。半導体事業部に所属しエンジニアの道に進む。91年に退社。父の創業した日昭工業株式会社に入社。経営計画書を経営の道具として使いこなし、町工場を売上・利益10倍の中堅企業に育て上げる。2018年に株式会社NISSYOと社名変更し、ダイバーシティ経営を目指す。経済産業省の地域未来牽引企業に選定、MCPC award 2018を受賞。全国の社長に会社を公開し、延べ400社以上のベンチマーキングを受け入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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