明解経済理論入門―実生活で役立つ“武器”になる!

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明解経済理論入門―実生活で役立つ“武器”になる!

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866671963
  • NDC分類 331
  • Cコード C2034

出版社内容情報

経済理論は、経済を語る上でのフレームワークだ!

経済理論には、大きく2つの役割がある。
(1)主にデータ分析によって、現実社会で起こっている現象を「普遍的な法則」として説明すること
(2)さまざまな手段の「根拠」となること である。

なぜ、経済成長が最も重要視されるのか、復興増税が愚の骨頂といわれる理由、大阪都構想の意味、など、現実社会を読み解くうえで、最低限、知っておきたい経済理論を具体例を通してわかりやすく解説。

内容説明

世の中には、ウソや誤解から生まれた論説がはびこっている。虚構まがいの論説を世間に振りまく人も、それを信じ込んでしまう人も、じつのところ陥っているところは同じだ。こういう人たちには、その場その場で主観的、感覚的にモノを考えるクセがある。揺るぎないロジックに従って考えれば単純明快なことを、わざわざ自分の頭の中でこねくり回し、一貫性にも整合性にも乏しい、めちゃくちゃなことを言い出す。なぜ、そうなってしまうのか。要するに、社会を正しく見るための「フレームワーク」が欠けているのだ。そんなフレームワークとして役立つものが、本書で解説する経済理論である。

目次

プロローグ 経済理論を学ぶと、何がいいのか
1章 まず知っておきたい2大理論
2章 経済政策がスッキリわかる2大理論
3章 「公平な社会」は、こうして作られる
4章 シンプルなロジックで「バカ」を一撃で倒す
エピローグ 物事を本質的に理解し、自分の頭で考えるために

著者等紹介

〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本で経済の最重要問題ともいえる、バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとり、不良債権償却の「大魔王」のあだ名を頂戴した。2008年退官。現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、ベスト・ロングセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくまZ

7
経済学を理解したいと思っているが、中々難しい。高橋陽一博士による本書は経済学のド素人にも分かるように書かれている。オークンの法則、フィリップス曲線、貨幣数量理論、マンデルフレミングモデル等々、我々の社会が豊かになるためにどのような経済政策が望ましいのかを考える上で、大いに参考になる。2024/06/05

bluemint

7
著者の論考は、他の書斎派の学者と違いあくまでも政策的実践的である。従って教科書では滅多に説明されない「オークンの法則」が重要視される。私たちは政府に多くを求めがちであるが、国にできることはせいぜい経済成長を促すことことで失業率を下げることだ、と言い切る。これらがそこそこ成功すれば、実質賃金アップなども時間差で自然と成し遂げられる。ただ、海外から安い労働力が入ってきて、日本人の給与が上がらなくなっているところの解説がもう少し欲しかった。バカな論争に巻き込まれない考え方も参考になった。2023/02/25

かわかみ

4
経済理論を体系的に説明した本ではなくて、経済政策の基礎になっている理論を説明した本だった。著者は政策学者だから当然かも知れない。オークンの法則、フィリップス曲線は言ってみれば理論というよりは経験則のようだが、両者をつなぐのがGDPギャップの概念であるという指摘は留意しておいてよい。マンデルフレミングモデルに財政政策のクラウディング・アウトの経路が含まれていることは知っていたが金融政策とのミックスが本意という点も重要。統合政府と国債の話は著者が常々言っていること。実証論と規範論を区別することも重要。2023/01/02

ゼロ投資大学

3
正しく世の中の仕組みを理解するための経済理論を学ぶことができる。基本的なフレームワークを認識しておけば、虚構まがいの論説を見た時も、しっかりと自分の頭で考えて情報を精査することができる。本書の内容は可能な限り平易に書かれており、初学者でも理解しやすい。2023/12/02

よーすけ

1
国の経済政策の役割は、「経済成長」と「失業率の改善」の2点。それを説明する重要な理論を説明している。前半はオークンの法則、フィリップス曲線などの経済理論について説明していて面白かったが、後半は経済理論というより日本の経済政策についての著者の評価が多く、表題とはズレていた印象。経済理論のごく一部を触る程度なのでより深く知りたくなった。2023/02/19

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