出版社内容情報
医学の進歩により2045年には平均寿命は100歳を超える一方で、国の社会保障関係費は毎年1兆円ずつ増え続けており、現在の現役世代が引退して年金を受け取る頃に国の年金制度が保たれ、年金支給を十分に受けられる保障はない。老後に必要なのは2000万円、いわゆる老後2000万円問題など、話題になったことは記憶に新しい。
本書の提案は「金融資産(若い時は海外株式、40代半ば以降は徐々に海外債券にシフト) と 実物資産(国内不動産)との並走により、月1万円投資を35年間続けることで1億円の資産をためる」というもの。海外の金融資産としているのは安全性が担保されてきており、国内よりもリターンが確実なためである
老後の生活費は自ら貯めなければならないこの人生100年時代に、どのように資産形成すればいいのか、数多くの富裕層や有名な会社創業者の資産運用をアドバイスしてきた元スイス系プライベートバンカーの世古口俊介氏が具体的かつ分かりやすく解説します。
本書には、多くの成功者の資産運用を手伝ってきた世古口氏だからこそ知る運用ノウハウや、一般的な会社員でも1億円の資産形成が可能な方法から銀行や証券会社など各金融機関の賢い使い方など、富を形成するための具体的な処方箋が紹介されています。
内容説明
投資は悪ではありません!富裕層の資産運用・形成法を知り尽くした著者が誰でも成果をだせる方法を教えます!
目次
序章 人生100年時代の落とし穴から目をそらさない
第1章 「投資は危険」という考え方は捨てる―正しく理解し、自分の資産は自分で守る
第2章 実は意外と簡単、月1万円ハイブリッド投資法―金融資産(外国株式・外国債券)と実物資産(不動産)で資産1億円を作る
第3章 若いときは外国株式で資産成長の土台を作る(金融資産1)―金融資産は長期・積立・複利運用でじっくり構築
第4章 50代になったら外国債券で定期収入の土台を作る(金融資産2)―虎の子の資金は債券運用で減らさずにインカムゲインを得る
第5章 国内不動産で借入を活用して資産形成する(実物資産)―給料をもらっているからこそできる、さらなる定期収入
第6章 信頼できるアドバイザーをどう見つけるのか―まずは独立系の資産コンサルティング会社に相談
巻末資料 後悔しない!資産配分・資産運用設計のコツ
著者等紹介
世古口俊介[セコグチシュンスケ]
株式会社ウェルス・パートナー代表取締役。1982年三重県生まれ。大学卒業後、2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社。三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイス銀行(クレディ・スイス証券と兼職)のプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして最年少でヴァイス・プレジデントに昇格し、2016年5月に退職。2016年10月に独立系の資産運用コンサルティング会社、株式会社ウェルス・パートナーを創業し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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