成功するクラウドファンディング

小田 恭央【著】

あさ出版（2018/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 243p／高さ 19cm
• 商品コード 9784866671116
• NDC分類 336.82
• Cコード C2034

出版社内容情報

2017年は前年昨対比46.2％も増え、今や国内市場1000億を超える規模まで成長たクラウドファンディング。数千万円のプロジェクトを成功させている著者が、その最新ノウハウを事例やデータを駆使して解説。C･F業界大手３社の推薦予定。

内容説明

６０００万円を調達したノウハウすべて公開。自分のアイデアに向いている運営会社を探すコツ、何を決め、準備し、どんな手順で進めるべきか、支援者へのリターンはどんなものを設定すればいいかなど、成功するための道筋をポイントごとにまとめました。

目次

１　アイデアだけで１億円も夢じゃない！？クラウドファンディングの仕組み（「ポテトサラダつくります」に６６０万円！；「あったら楽しそう」のワクワク感にお金が集まる　ほか）
２　６０００万円集めた成功例に学ぶ失敗しない資金調達法８（調達法（１）目標金額を決める―本当に資金が集まるかどうかを１０万円単位でテストする
調達法（２）タイトル設定―「支援したい！」と思わせるタイトルをつける　ほか）
３　クラウドファンディングを成功させる７つの法則（成功しているクラウドファンディングの共通点；成功法則（１）―たとえ５００円の支援でも必ずリターンを用意する　ほか）
４　まずはシミュレーションで始める成功率１００％のクラウドファンディング（ステップ（１）コンセプトをつくる―４つの柱に当てはめて考える
ステップ（２）タイトルを考える―「自分がどんな幸せな未来を提供できるか」を伝える　ほか）
５　効果的な宣伝・ＰＲ活動でファンを倍増！（待っているだけでは集まらない。ＰＲでファンを増やす！；ファンを増やすＰＲ（１）プレスリリース―メディアが取り上げたくなるリリースを配信しよう　ほか）

著者等紹介

小田恭央［オダヤスオ］
ＳＳＳ合同会社ＣＥＯ。１９７７年生まれ。関西大学卒業後、富士通株式会社に入社。２００７年に独立。ＩＴや経営・業務改善のコンサルティング活動を行っている。最近は、クラウドファンディングに関するニュース解説ブログの執筆のほか、商工会議所等で、クラウドファンディングに関する講演、指導も行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ニッポニア]

アイディアだけで10,000,000円、いざ。以下メモ。波には乗っかろうと言う群衆心理が働いた。ITが苦手でも簡単に投稿ページを作成できる。失敗しないために気をつけたいワードプロジェクトに支援してくれた人へのお礼のこと。本当に資金が集まるかどうかを100,000円単位でテストする。告知効果が非常に高く、1つのネタで3回ニュースに取り上げられる、回数を重ねるほど効果が上がる。動画のあるプロジェクトの成功率は50%。一度お金を入れてくれた人にお願いすると言う奥の手。30,000円部分が1番お得感があるように。

2025/01/05

[Sumiyuki]

うむ。想いと実績。募集期間は1か月が目安。長すぎても短すぎてもダメ。低価格のリターンが大事。リターンの幅は広く。理由は各応援者の予算最大限まで支援してもらうため。動画作成した場合、50%の確率で成功。失敗プロジェクトで達成率60%以上は6%、20%以下は80%。

2023/03/03

[nobuem]

「運がよければ資金集まりそう」と一般的になんとなく思われてそうだが、実は緻密な作戦と泥臭い努力が必要なのだということがよくわかる。しかし最後まで読んでも「東北ずん子」に出資しようという気持ちにならなかったのは私の感覚が古いからでしょうか。

2019/08/23

[あつき]

クラファンにはリターンの仕方によって「売買型」「投資型」「借入型」の3つがある。基本は目標額に達成したらお金が受け取れるAll-or-nothingだが、成立しなくてもお金を受け取るAll-in-oneもある。金額のプランは複数用意。500円と10万円があるから3万円の支援が集まる。初速で20%を達成して、60%まで到達すればほぼクリア。個人が払える最大限の金額を集める。大事なのは想いと実績。アイデアは①面白いこと②新しいこと③ファンがいること④世の中の役に立つことを基準に。どんな未来を提示できるか。

2024/07/21

[もち]

クラウドファンディングの内容、実務的な会計処理まで触れられていて非常に参考になった。曖昧さがなく、簡潔で著者の頭の中が整理されていて読みやすい本。クラウドファンディングを考えている人是非おすすめしたい！一冊です。

2022/10/17