出版社内容情報
精神科医として有名な著者が、感情的になる人、マイナス思考の人など、身近な“やっかいな人”との人間関係を改善する方法を指南
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
32
身近にいる「やっかいな人」から身を守る方法。マーク・ゴールストン先生の著書。世の中には自分勝手に理不尽な言動を繰り替えす「やっかいな人」が存在するのは誰しもが思うこと。そんな理不尽でやっかいな人とは付き合わないのが一番だけれど、そういう人に限って身近にいたりするもの。精神科医であるマーク・ゴールストン先生がそんな厄介者への対応方法を具体的に教えてくれている良書です。2019/06/01
グリーンクローバー☘
25
厄介な人の定義づけが参考になった。対象が身内でない場合は有効な方法だ。理解して受け止めて同調する…。そもそも私はそんな人なら逃げてしまう…。私の「厄介な人」は所謂家族なので逃げられない…ので、この本を手にした。結局は許すことによってその恨みやらを手放すのね。本にもあったけど関係を修復させたいと思わないならその時ではない。自分の感情を全て相手に説明する。罪悪感、つぐない、リハビリ、心からの謝罪を要求して対応してくれるなら恨みを手放して関係を修復するんですって。そこまでして修復なんかしたくないのよね。2020/05/28
Kentaro
24
やっかいな人は、泣き崩れたり、嫌みっぽくなったり、冷淡になったりする。そのやり口は実に様々だ。だが、やっかいな人のやり口は、彼らの弱点でもある。やり口を知れば、次の行動を予測でき、こちら側の理性を保ちやすくなる。求めるものが手に入らないと、物に当たり散らすなどして、相手が耐えられない状況を作り出し、相手を疲弊させる。このようなパターンを知っておくと、彼らの怒りや冷淡な態度は、自分のせいではないと分かる。これを踏まえ、理不尽さのパターンを知れば、やみくもに悩む事なくどう対処すれば良いかが自ずとわかってくる。2019/04/01
トラバーユ
3
厄介な人ってどこにでもいるんだなあと思った。そして厄介な人のタイプは意外と限定されていて、この本に表されるように記述することができる。前提として「どうしても厄介な人と関わらなければいけない時」色々な対処法が書かれているが、「まずはその人と本当に関わらなければいけないか考え直して欲しい」とのこと。納得。いいなと思った考えとして、恨みを長く持ち続けると身動きが取れなくなり、手放すと楽になる。「怒りとは自ら毒を飲み込んでおいて、相手の死を願うようなものである」2018/11/09
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/02/21