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出版社内容情報
著者は大阪の料亭に入店後、全国を流れ板修行し、日本料理の名門『吉兆』で修行。現在は福岡で複数の日本料理店を経営中。一流の包丁人が、厳しい板場、日本が世界に誇れる伝統料理の凄さ、日本文化の素晴らしさを語る。
内容説明
海外から高い評価を受ける理由がわかります!師匠について修業を積んだのが「板前」。板前の中でも、より真剣に料理を極めようとする料理人が「板場」。師匠と弟子の絶対的な関係、板場の厳しい修業と熱い仲間意識…。4年の流れ板(全国36店)を経験、吉兆で指導者として活躍。いまは福岡で自社・日本料理店の統括総料理長を務める著者が「日本料理」という文化・芸術の奥深さとその凄さをお教えします。
目次
プロローグ 「一流になる!」それだけを考えて生きてきた
第1章 板場は「任侠道」に生きる
第2章 「生き抜くための武器」を磨く
第3章 憧れと夢を「目標」に変える
第4章 私を支える「吉兆」の料理哲学
第5章 気がついたら「弟子を育てる」立場に
第6章 日本人が知らない「日本料理のすごさ」
エピローグ 日本料理界の復興を願って
著者等紹介
渡辺康博[ワタナベヤスヒロ]
株式会社春義代表取締役社長(兼・統括総料理長)。西日本佐藤調理師会参与。1968年福岡市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セシリア
1
著者渡辺康博氏の店で日本料理を堪能した後に見つけた本。日本料理は世界に誇れる文化であると同時に、それを極めようとする板場の方たちの修行は感動もの。日本人であることが誇らしくなる本。2019/05/16
takao
1
p.79 師匠:自分のスタイルと覚悟を決めろ p.155 経営者としての実務のノウハウ:法務局、ハローワーク、労働基準局、税務署 p.157 お寺で座禅を組み、「自分を分解する」そして、弱点克服、武器の強化など、戦術を強化できるようになる。2018/05/20
K
0
一流の料理人になるための指南書 覚悟、強い決意があれば腕前は上がり、地位も待遇も向上させていける 逃げる、よける、避けるは、絶対にするな 企業の幹部や株のデイトレーダーなどといったお客様たちと会話するため、経済新聞を読み、株価の動向を見ておき、政治や社会情勢にも気を配る 皿の上に人生観や季節感を表現しているのが日本料理であり、その頂点にいるのが吉兆2018/07/30