注文をまちがえる料理店

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注文をまちがえる料理店

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866670294
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0030

出版社内容情報

認知症の方が注文を受ける料理店。国内外より大きな反響を呼んだイベントを仕掛けた小国氏による執筆。物語形式で紹介。

内容説明

まちがえることを受け入れてまちがえることを一緒に楽しむ「認知症を抱える人」が接客をする不思議であたたかいレストランのものがたり。

目次

Prologue 「注文をまちがえる料理店」ができるまで(「間違える」ことを楽しむ料理店;ハンバーグが餃子になった!? ほか)
第1部 「注文をまちがえる料理店」で本当にあったものがたり(ヨシ子さんのものがたり 働くことができる喜び―福祉チームのサポーターさんから;三川さん夫婦のものがたり1 料理店で夫婦二人の演奏会―三川一夫さんから ほか)
第2部 「注文をまちがえる料理店」のつくりかた(“強烈な原風景”になったのはなんてことない普通の光景だった!?;何かを失って、何かを得る―あのとき思った“いつか”が来た ほか)
Epilogue 「注文をまちがえる料理店」のこれから(一人一人が「仲間」;そこには“あたりまえ”の風景が広がっていた ほか)

著者等紹介

小国士朗[オグニシロウ]
「注文をまちがえる料理店」発起人。テレビ局ディレクター。1979年生まれ。東北大学卒業後、2003年に某テレビ局に入局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

102
私の母は若いうちに認知症になってしまった。私もその血を継いでいるのではと思うことがある。それでなくてもボケボケちゃんなのに。この本は私のそんな不安に光をくれた。誇りを持って仕事をし社会と繋がってきたけれど、認知症を抱え自信を失っている面々。そんな彼ら彼女らがレストランで接客する。「まちがえる」と銘打ってあるが、わざとまちがえるわけではない。一生懸命やっていて間違えるその可笑しみ。客まで許されたように感じられる暖かな空間。社会の不寛容さは、許さない自分たちの首を絞めている。海外でも大反響とか。絶賛美味本。2017/11/22

けんとまん1007

88
間違えたけど、まっ、いいか。本当の意味での寛容がここにある。もちろん、これが許される場と、そうではない場とはある。しかし、今のこの国は、許されてもいい場でも許されない空気感が強い。一方で、許されない場で許されてしまう、あるいは、誤魔化すおいう空気感も強い。どこに価値観を置き、その場自体の意味・環境をどうとらえて臨むのかなのだろうと思う。ここに集う人たちにも、いろんな顔があるし、それぞれの思いがある。しかし、一番大切なのは、そういう場を大切にする思いと、その場に関わるということ。2018/05/13

nyaoko

81
認知症の方が働ける場所を作りたい、テレビプロデューサーだった小国さんが、ずっと胸の中で温めていた企画「注文を間違える料理店」その立ち上げから、レストランオープン、そして認知症の方と家族のエピソードが書かれている。何が素敵って、このデザイン。てへぺろの可愛らしい舌のついたマーク。「間違えちゃってごめんね」「いいんですよ、大丈夫」こんなやり取りが当たり前に出来る空間があるって本当にいいなぁって思う。認知症の人は忘れていくことに苦しんでいる。ピアノとチェロを演奏された夫婦のお話は涙が出そうになった。2020/01/23

とろこ

71
頼んだものとは違うものが出てくるかもしれない料理店。それは、ホールで働く従業員が、皆、認知症を抱えているから。だから、店名が「注文をまちがえる料理店」。この料理店を開く前は、「認知症の人たちを見せ物にするのか」「不謹慎だ」という批判の声もあったという。けれど、実現したら、働く人々もお客さんも、笑顔で過ごせる空間になった…。「認知症である前に、人なんだよな」。認知症を抱えていても、働きたい人は多い。役に立ちたいと思っている人もいる。そして、間違えることを受け入れる寛容さがあれば、皆、笑顔でいられるのだろう。2018/04/28

あん

68
「注文をまちがえる料理店」は「注文を取るホールスタッフが認知症のレストラン」。認知症の人が注文を取りにくるから、ひょっとしたら注文を間違えちゃうかもしれない。頼んだ料理が来るかどうかはわからないけど、そんな間違いを受け入れて、間違えることをむしろ楽しんじゃおうよ、というのがこのお店のコンセプト。日々、偏見を持つことは簡単だけれど、寛容な心を持つことは難しい。私だっていつかは認知症になるかも知れない。だからこそ、寛容な心から生まれた温かい気持ちが溢れ、認知症の方が暮らしやすくなっていけばいいなと感じました。2017/12/10

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