出版社内容情報
本書『黙ってはいられません』は、デヴィ・スカルノ氏が、日本社会に広がる無関心・思考停止・同調圧力への危機感をもとに、「知ること」「考えること」「声を上げること」の重要性を訴える社会批評です。著者は、怒りは単なる感情ではなく、不正や不条理を見過ごさないための原動力だと述べます。黙っていれば波風は立たないが、それは優しさではなく責任放棄だと指摘します。
第1章では、日本人が恵まれた環境ゆえに世界情勢を自分と無関係だと捉えがちな点を批判します。国際紛争、外交、安全保障、物価高などは私たちの生活と直結しており、「関係ない」と思うこと自体が危険だと説きます。また、情報があふれる時代だからこそ、表面的な知識ではなく、背景や意図まで読み解く姿勢が必要だと主張します。
第2章では、「正しさ」への盲信に警鐘を鳴らします。社会問題や歴史問題には複数の側面があり、単純な善悪では語れないとし、感情的な正義感だけでは問題は解決しないと述べます。拉致問題や北朝鮮、日本の歴史認識などを例に、報道や世論による一面的な見方ではなく、背景事情や国際政治の文脈まで理解すべきだと訴えます。
全体を通じて著者は、メディアや空気に流されず、自分の頭で判断すること、違和感を覚えたら沈黙しないことが民主社会には不可欠だと強調します。そして、不条理を次世代に残さないため、一人ひとりが知り、考え、行動する責任があると呼びかけています。
【目次】
はじめに 私はなぜ、黙っていられないのか
第1章 なぜ、あなたは知らないままでいられるのですか
第2章 それを本当に正しいと、あなたは信じているのですか
第3章 日本は、なぜここまで弱くなってしまったのですか
第4章 皇室を壊してしまって、本当にいいのですか
第5章 命が守られない国で、あなたは平気でいられますか
第6章 これで先進国と胸を張って いえますか
第7章 なぜ、この不条理は見過ごされ続けるのですか
おわりに 社会は、必ず変えられます
内容説明
「仕方がない」と受け入れる。「関係ない」と目をそらす。それで、本当によろしいのでしょうか。デヴィ夫人が今、あなたに伝えたいこと。
目次
第1章 なぜ、あなたは知らないままでいられるのですか
第2章 それを本当に正しいと、あなたは信じているのですか
第3章 日本は、なぜここまで弱くなってしまったのですか
第4章 皇室を壊してしまって、本当にいいのですか
第5章 命を守れない国で、本当にいいのですか
第6章 これで先進国と、胸を張って言えますか
第7章 なぜ、この不条理は見過ごされ続けるのですか
著者等紹介
デヴィ・スカルノ,ラトナ・サリ[デヴィスカルノ,ラトナサリ]
社交家、慈善家、人道支援家。1940年、東京生まれ(旧名・根本七保子)。1959年、インドネシアの初代大統領スカルノと結婚し、1962年にインドネシアの国籍を取得し、大統領夫人となる。スカルノ大統領は、約350年に及ぶオランダの植民地支配からインドネシアを解放し、1945年に独立を宣言した建国の指導者である。著者はその夫人として、国家形成の激動期を国際社会の最前線で経験した。政変後は1967年より国外での生活を余儀なくされ、フランスをはじめとするヨーロッパ各地で暮らす。1980年より自ら事業を立ち上げ、P.T.イムコア社を設立。現在は、国際的に活動を展開し、難民支援、動物愛護、文化支援などに長年取り組んでいる。1990年にはニューヨークにて音楽財団を設立。動物愛護活動においては、日本の法制度の不備に強い問題意識を持ち、命の尊厳を守るための法整備を訴え続けている。日本では「デヴィ夫人」として知られ、メディア出演などを通じて率直な発言を続けてきた。N.Y.IBLA国際音楽財団名誉会長。一般財団法人アースエイドソサエティ代表。一般社団法人アミチエソンフロンティエール代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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