出版社内容情報
1945年8月6日、広島。
世界で初めて原子爆弾が投下されました。
あの日、黒い雨を浴びた少女・佐々木禎子。
10年後、小学6年生になった彼女は白血病を発症し、余命わずか数カ月から一年と告げられます。
入院生活のなかで、禎子は折り鶴を折りはじめました。
「千羽折れば願いがかなう」と聞いたからです。
けれど、その“ほんとうの願い”は、自分の命のことではありませんでした。
高額な治療費に苦しみ、家を売る決断をした父。
その姿を見て、禎子は最後まで“自分”より“家族”を想い、祈り続けていたのです。
痛みを口にせず、弱音を吐かず、
最後に残した言葉は──
「お父ちゃん、お母ちゃん、みんな、ありがとう!」
本書は、原爆や戦争の惨状を直接描くのではなく、
ひとりの12歳の少女が貫いた“家族への祈り”に焦点をあてた一冊です。
巻末には、安倍昭恵氏、佐々木祐滋氏(禎子の甥)、のぶみによる鼎談を収録。
なぜ今、禎子の物語を伝えるのか――その背景と想いを語ります。
【目次】
内容説明
「ありがとう」この絵本には、いのちを思うやさしさと平和を願う祈りが、そっと描かれています。
著者等紹介
のぶみ[ノブミ]
斎藤信実。絵本作家。1997年デビュー。絵本300冊出版、海外翻訳80冊以上。著者累計300万部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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