目次
はじめに 休むこと、すべてはそこから始まる
1 人はマジでもろい、休め。―自分が「壊れる」ことを傍観するな
2 耐えるな、休め。―「しんどさ」なんて主観でいい
3 絶対に、休め。―休むのを邪魔するすべてをかなぐり捨てろ
4 言わせんなよ、休め。―あなたの人生の主役はあなただ
5 職場でも、休め。―仕事のために人生があるのではなく人生のために仕事がある
6 人付き合いを、休め。―人間関係の質=人生の質である
7 「お、がんばれる」な時期にしたいこと―気分が乗ってるときにやっとけ!
おわりに あなたはもう休息マスター
著者等紹介
Testosterone[TESTOSTERONE]
1988年に日本で生まれ、高校生の時に渡米し大学を卒業するまでアメリカンライフを謳歌し、現在はアジア全域に生息する筋トレ愛好家。高校時代は110キロに達する肥満児だったが、高校2年生の時に渡米した際に筋トレと出会い40キロ近いダイエットに成功する。自分の人生を変えてくれた筋トレと正しい栄養学の知識が広まれば世界はよりよい場所になると信じて、あの手この手でただひたすらに宣教活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
98
忙しすぎる現代人に、ゆっくり休む、心身ともに健康になるための休息について書いた本。ゆるーく読めて、元気になるワードがたくさん詰まってた。良かったのは①大人だから耐えるは幻想。我慢できるのが大人は逆。大人なら、我慢できないことは話し合う、環境を変えるなり我慢しなくてすむ方法を探せるのが大人。②心にゴリラを忍ばせろ。不安や心配で一杯になったらゴリラだったらどうするか考える。人間はごちゃごちゃ考えすぎる。とりあえずバナナ食べて落ち着こう。③しっかり休んだら頑張れる時にやること。誠実にやる。推しを見つける。2024/07/14
チャー
18
疲れた時に無理して頑張らず積極的に休むことを強く薦めた本。休まずに頑張らなければいけないという思い込みを思い止まらせ、自分の状態に合わせた休息を適宜とることを訴えている。精神的にも肉体的にも弱っているときに休むことは決して悪いことではないと励ますスタイルの内容となっており、休息への妙な罪悪感が払拭される。つらさを許容する器には個人差があるという点は確かにと納得。死ぬ気でやったら死ぬという言葉は確かにそうかもと感じた。生きていれば不安になって当然という言葉は、思いがけない衝撃にも備える良い視点。2024/10/27
かけだし不動産投資家
18
不安になって自分を苦しめてるのは損でしかない。2024/10/05
魔王
15
Xでフォローしていたので、気になっていたので今回読んでみました。たしかになと思うことがたくさん書かれていて、忘れたとき思い返したいと思う。2024/08/14
うにせん
14
筋トレの人が書いた、休めない人が休むための本。思っていたのとは違い、トレーニングしすぎはよくないから休めとかではなくて、人生に疲れたら、休まないと心と身体が壊れるよという警鐘を鳴らしている本だった。伝わりやすい言葉で書いてくれているので、身体よりも心が疲れている人向けかな。仕事でも人間関係でも生きている上で休むことの必要性。昔よりはだいぶましだろうけど、働きすぎの日本人は現代でもまだまだいると思うので、小難しい専門書とかを読む元気もない人に読んでもらいたい。すぐに変わるのは難しくてもまずは知ることから。2024/08/25