内容説明
「寂庵だより」編集長が直接聞いた愛にあふれた人生の教え。作家、瀬戸内寂聴の言葉と、生きざま。
目次
第1章 寂聴先生、最期のときまで(寂庵へ突撃訪問;満身創痍の寂聴先生;「もう私は死ぬよ」)
第2章 寂聴先生との出会いと寂庵の八十年代(憧れの寂聴先生に出会った日;寂庵生活の始まり;落慶法要 1985年5月;天台寺晋山 1987年5月;地元住民の反対派;七千人の町に一万三千人の参詣者!)
第3章 寂聴先生の気迫とパワーと、優しいお心(作家、瀬戸内寂聴;寂庵の恋バナ;「渇愛ね。人は愛に苦しむ」;寂庵の番犬として;樽酒と阿波踊り)
第4章 寂聴先生の「源氏物語」への意気込みと愛着(七十一歳からの『源氏物語全訳』;義援金バザー;天台寺復興と『寂庵源氏』刊行)
終章 寂庵を去る日(寂庵革命)
著者等紹介
加藤ヒロコ[カトウヒロコ]
瀬戸内寂聴が60代から90代に入るまで、寂庵のスタッフとして働き、寂聴も編集に携わっていた定期刊行誌『寂庵だより』の編集長も務めた。大学受験に失敗し浪人した後、母親の勧めで保育専門の短大に入学。卒業後、就職にも失敗。家に引きこもり、現実逃避して読書に没頭する中、瀬戸内寂聴の本に出会う。流行作家という地位も、豊かな生活も捨て、あえて厳しい茨の道に、自ら突き進む、一本気で情熱的な熱い生き方にしびれた。23歳の5月、寂庵を訪ね、寂聴に出会う機会をいただく。その日より、寂庵に住み込むこととなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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