一瞬で印象を操るズルい話し方―相手の脳にこびりつくコミュニケーション術

岸 正龍【著】

きずな出版（2020/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 204p／高さ 19cm
• 商品コード 9784866631028
• NDC分類 361.45
• Cコード C0030

内容説明

出会って数分で誰もがあなたに心を許す。

目次

第１章　印象を操作して相手の心を開かせる「バイアス・コントロール」（言葉の選び方で相手の思考を誘導できる；Ｔｈｅｏｒｙ　システム１とシステム２；人はぜんぜん論理的に考えていない　ほか）
第２章　相手の興味を誘導して行動を促す「イメージ・マイニング」（人は説明されてもほとんど忘れる；相手の行動を操作する技術；イメージは記憶に深く刻み込まれる　ほか）
第３章　相手の信頼を勝ち取り支配すらできる「フェイク・イット」（心理話術を自然に使っている人がいる；最後のひと押しが必要な理由；Ｔｈｅｏｒｙ　ホメオスタシス（恒常性維持機能）　ほか）

著者等紹介

岸正龍［キシセイリュウ］
株式会社浅野屋代表取締役、一般社団法人日本マインドリーディング協会理事、日本ビジネス心理学会上級マスター。１９６３年名古屋生まれ。上智大学経済学部３年時に多摩美術大学芸術学部に入学し、二重学籍で大学に通う。卒業を前に浅井企画で芸人になるが、コピーライターに転身。その後デザイナーに転職。１９９６年、地元の名古屋に小さな眼鏡店をオープン。１，５００社が集うマーケティング団体で年間最優秀賞を受賞した。デザイナーとしても２０１０年にアイウェア・オブ・ザ・イヤーのメンズ部門、２０１３年にグッドデザイン賞を受賞。現在は「サブリミナル心理学研究所」主宰として講演やセミナーを小学校から大学、商工会から海外まで多数実施。マンガの原作やラジオ番組のパーソナリティなど、実業家と講師業２つの側面で活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆき]

①人は、バイアスのかかった眼鏡を通してしか他人を判断できない。 ②人は、自分が興味を持ったこと以外には心のドアを開かない。 ③人は、他人からの提案には心理的リアクタンスを抱く。 以上３点が前提条件にある中で、印象操作、相手の興味を誘う方法について書かれています。 コツは必要ですが、比較的に簡単にできる内容が多いため、実践も可能だと思います。 文章はとても読みやすく、事例についても「なるほどな」と、とても納得できる内容でした。

2020/03/09

[トゥーサー]

印象だったのはフェイクイット。できるつもりになって、そのように振る舞うことでそうした結果が得られるというもの。認知行動療法に近いということだが、10倍フェイクイットというのもあるらしい。20人に話をするなら、200人に対して話すていで振る舞うと良いらしい。そうした考えで臨むと、おそらくいろんな見方が変わりそうな気がする。声の大きさを変えようとか考えが浮かびやすくなると思うので、この技法は取り入れてみようと思った。

2020/11/14

[もえ]

心理的リアクタンス、そうそうそれそれ。正論言っても伝わらないなぁって感じの理屈を説明してもらえてスッキリ。

2020/03/02

[Tomomi]

これは具体的な例でたっぷり練習が必要ね。

2021/06/10

[Suzu]

印象を操作して相手の心を開かせるバイアスコントロール。相手の興味を誘導して行動を促すイメージマイニング。イメージマイイングは5つの手法がある。ファクト、シミリ、アナロジー、ショートメタファー、ロングメタファー。相手の信頼を勝ち取り支配する。フェイクイット。最後は笑顔で。

2021/04/17