内容説明
一通の手紙が運命を変えた!最初の担当編集者が見た大作家の素顔。日本文学の巨人の軌跡。巻末に年表、初出がわかる「小説作品リスト」収録。
目次
第1章 松本清張先生に出会うまで(よみがえる清張さんとの思い出;清張さんとの再会を果たす ほか)
第2章 作家、松本清張の誕生(月刊「面白倶楽部」編集部;一通の手紙が運命を変える ほか)
第3章 作品はどのようにして書かれたか(運命の一九五三年を振り返る;最後はユーモア小説を書くのが夢だった ほか)
第4章 作家の苦悩と喜び(作家と編集者の力関係;小説は面白くなければならない ほか)
第5章 人間、松本清張の素顔(作家、松本清張の学歴と教養;「四十年間働こう」という約束 ほか)
著者等紹介
櫻井秀勲[サクライヒデノリ]
1931年、東京生まれ。東京外国語大学を卒業後、光文社に入社、大衆小説誌「面白倶楽部」に配属。31歳で女性週刊誌「女性自身」の編集長に抜擢され、毎週100万部発行の人気週刊誌に育て上げた。55歳での独立を機に、『女がわからないでメシが食えるか』で作家デビュー。以来、著作は210冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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