内容説明
文学全集の一冊から舞い落ちた一枚のハガキ。それは、青春の日々を紐解く記憶の旅への道標―。あの頃から60年以上の歳月が流れた。今、肇の手にあるのは一枚の手紙。「長い間、楽しい命をありがとうございました」あの頃となにも変わらない、肇の『青春日記』に最後の1ページが加わった―。
著者等紹介
吉野肇[ヨシノハジメ]
昭和10年(1935)、東京生まれの新宿育ち。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。昭和33年(1958)、西武化学工業入社。その後、上武産業社、環境科学コーポレーション社、BMLフードサイエンス社、ユニオンパイル社を経て、2012年、77歳で会社勤務を終える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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