内容説明
順逆不二の革命論。国体論と反抗思想。反文学の文学。日本近代の難問に挑む。革命思想のパラドックス。国体イデオロギーと反抗思想の論理と位相。反文学の文学、その剔抉するもの、抱懐する空虚―状況的視点と思想史的視点から論じる―
目次
第1部 北一輝思想覚書(『人道の大義』;『国民対皇室の歴史的観察』と長詩(新体詩)
「明星」と短歌と『新派和歌談』 ほか)
第2部 国体(皇国)イデオロギーと反抗思想 明治篇(木戸孝允・大久保利通;元田永孚・伊藤博文;加藤弘之・福澤諭吉 ほか)
第3部 二葉亭四迷、その文学と思想(『浮雲』前後の文学状況;『小説神髄』と『当世書生気質』;『小説総論』 ほか)
著者等紹介
柳澤勝夫[ヤナギサワカツオ]
1942年東京都生まれ。早稲田大学卒業(露文科・国語国文学専攻科)。元都立高校教諭。同人誌「春秋通信」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 万葉集 - 研究と教育