内容説明
アラビア語スペイン語史料、仏英独露タマジグト語ヘブライ語文献を使用した国内初の、リーフ戦争(1921‐26)前半の本格的な研究書。登場人物の指導者ムハンマド、父親・弟、職場のスペイン人上司・司令官・高等弁務官、アブー・ヒマーラ、アムジヤーンなどを多彩に描出する。
目次
リーフまたはワタンとは何か
アブー・ヒマーラ反乱とアムジヤーンのジハードでのアブドゥルカリーム父子
ペンシオナードスとワタン
第一次世界大戦とアブドゥルカリーム父子
ドイツスパイ資金とカーディー・アブドゥルカリーム
アブドゥルカリーム父子のスペイン協力復活
第一次世界大戦終結とアブドゥルカリーム父子
ベレンゲール高等弁務官とシルベストレ司令官
アブドゥルカリーム父子の対スペイン抵抗
1921年リーフ戦争の展開
おわりに代えて
著者等紹介
江里光照[エリミツテル]
1948年、福岡県生まれ。九州大学文学部西洋史学科卒業。福岡県立修猷館高等学校勤務。大阪府立狭山高等学校など府立高校5校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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