ペーター・ベーレンス―モダン・デザイン開拓者の一生 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866590547
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3052

内容説明

“LESS IS MORE”「少なくする」こと、それは「豊かにする」こと―それはベーレンスの金言でもあった。転換期のドイツで、伝統と革新の狭間で文化の発展に尽力し名声を馳せるも、晩年はナチス時代に突入し不本意な一生を終えた独学の建築家ベーレンス。語られることの少なかった生涯を検証することで、「19世紀末の自然ロマン主義的な曲線様式」と「20世紀のバウハウスの合理的な幾何学様式」に一筋の水脈が見えて来る。「バウハウス前夜」の理解を深める革新の一冊。

目次

若年期と教育
ダルムシュタットのベーレンス
ダルムシュタットの劇場と展覧会
文字芸術と活字芸術
1902年~07年
ベーレンスとAEG
新古典主義的な主題 1907年~14年
工業・事務・展示建造物 1911年~19年
1920年・30年代

著者等紹介

椎名輝世[シイナテルヨ]
1941年福岡県生まれ。1963年ドイツ/オッフェンバッハ・アム・マイン工業美術学校(現・造形大学)応用グラフィック科卒。1964~1965年ドイツ/フランクフルト・アム・マインH.K.McCann Co.広告代理店。1966~1974年河野鷹思デザイン事務所・デスカ客員。1968~1969年慶応義塾女子高等学校美術非常勤講師。1976~2008年昭和女子大学デザイン・色彩学・工業デザイン史非常勤講師。1994~2002年女子美術短期大学色彩学非常勤講師。2001~2004年文教大学デザイン史非常勤講師。(前)日本デザイン学会正会員、(前)国際服飾学会正会員、(前)色彩教育研究会正会員及び理事ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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