アリアンローズ 没落令嬢の悪党賛歌〈上〉

もちもち物質【著】/ペペロン【イラスト】

フロンティアワークス（2023/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 320p／高さ 19cm
• 商品コード 9784866576817
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

「あいつらも人間だから、殺すと死にますわねぇ」
オーケスタ王国の新興貴族・フォルテシア家長女のヴァイオリアは国家権力への復讐を決意する。
王立学園から帰省すると実家が燃えていたあの日にすべてが変わったからだ。
大好きな家族は安否不明。家は没落し、第七王子暗殺未遂容疑をかけられ、彼女は取り繕うのをやめた。
結果、現在天涯孤独（暫定）の脱獄犯（全国指名手配）である。
そう、大悪党である――。しかしこのヒロイン、転ばされてもタダでは起きない!?
たった一人で仲間を集め、非常に合理的かつ効率的手法で目的達成に向けて進んでいく。
倫理観ぶっ飛びブロークンお嬢様言葉でお送りする最高に爽快＆愉快な国家転覆大活劇!!

内容説明

「あいつらも人間だから、殺すと死にますわねぇ」オーケスタ王国の新興貴族・フォルテシア家長女のヴァイオリアは国家権力への復讐を決意する。王立学園から帰省すると実家が燃えていたあの日にすべてが変わったからだ。大好きな家族は安否不明、家は没落し、第七王子暗殺未遂容疑をかけられ、彼女は取り繕うのをやめた。結果、現在天涯孤独（暫定）の脱獄犯（全国指名手配）である。そう、大悪党である―。このヒロイン、転ばされてもタダでは起きない。たった一人で仲間を集め、非常に合理的かつ効率的手法で目的達成に向けて進んでいく。倫理観ぶっ飛びブロークンお嬢様言葉でお送りする最高に爽快＆国家転覆大活劇！

著者等紹介

もちもち物質［モチモチマター］
埼玉県出身。２０１４年から『もちもち物質』として活動開始。主にファンタジー小説を書く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[菊地]

あらすじから「悲劇で壊れる」主人公の作品かと思ったら、思ったより悲劇じゃなかったし、主人公は割と元から頭のネジが緩んでいるタイプだったので、良くも悪くも明るいハイテンション復讐劇あるいは毒を以て毒を制する懲悪劇だった。

2024/07/29

[史]

ハメられたのならば、大暴れすれば良いのだ。新興成金貴族の令嬢が悪意と陰謀によって没落するも、しかし彼女には力があった。どうせ時勢や情勢が読めぬ輩たちなのだ、面白おかしく楽しみながら破滅させてやろう。そんな上巻。

2023/12/04

[ちいたけ]

（紙）webより穏便。聖女もアレだし。うん。殺せば死ぬね。(笑）

2024/04/27

[elcycoc]

0円で購入。素晴らしい。こういう突き抜けた話大好き。

2025/03/23

[ミナ]

｢全員×せば×にますわァーッ!!｣の思い切りのいい｢それはそう！｣感が大好き。担当様がよくわかってくださっていて嬉しい。Webに比べると紙面の都合で物語がギュッと濃縮しており、国家転覆リアルタイムアタックの様相を醸し出している。Webとはまた読み口が異なるので、どちらもそれぞれで楽しめて良い。ストーリー構成に一部変更がある他、書籍書き下ろしシーンもあって嬉しかった。電子版だと巻末にショートストーリーがついている。

2024/09/21