出版社内容情報
転生したのは悪役令嬢の取り巻きのモブキャラ、しかも将来は家ごと没落ルート付き!?こんな未来は自分で変えるしかないでしょ!!
内容説明
乙女ゲームの世界に転生してしまったシャーロット。彼女が転生したのは名前もない悪役令嬢の取り巻きのモブキャラ、しかも将来は家ごと没落ルートが確定していた!?「そんな運命は絶対に変えてやる!」ゲーム内の対象キャラクターには極力関わらず、平穏無事な生活を目指すことに。それなのに気が付いたら攻略対象のイケメン王太子・ツンデレ公爵子息・隣国の王子などに囲まれていた!?ただ没落ルートを回避したいだけなのに!そこに自身を主人公と公言する第2の転生者も現れて―!?自分の運命は自分で決める!シナリオ大逆転スカッとファンタジー!
著者等紹介
柏てん[カシワテン]
2014年デビュー。茨城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマノサカホコ
10
東大阪市図書館。悪役令嬢の取り巻きだった令嬢が前世を思い出し取り巻きをやめたら?という出だし。ゲームの説明と進捗具合、心を入れ替えて勉強も真面目に取り組み、生徒会に推薦され生徒会の仕事をこなし...ひたすら出来事ばかりが書かれている。申し訳ないが途中で断念2022/05/04
TAMA
8
王子様、存在薄い。ピンク髪のヒロインが対象攻略が全くできなくて、ちっちゃい仕掛けしかできなかったところとか人徳とか味方とか無さそうだもんなと納得。都合よく忘れる公爵令嬢とか、からかいたくてたまらない隣国女装王子《いや、自覚なくかまってるか?》とか。地に足を付けて日々を送る脇役令嬢はたくましく、なぜ公爵夫人の勉強してるのかわかってないところとか《誰がその勉強を指示したのか?》楽しめた。侍女の裏切りがなあ、あまりにも唐突で、何か信じるような仕込みが欲しかったかも2020/10/17
T
5
乙女ゲームの世界に転生してしまったシャーロット。とはいえ、彼女が転生したのは名前もない悪役令嬢の取り巻きのモブキャラ、しかも将来は家ごと没落ルートが確定。果たして彼女はその運命を覆すことが出来るのか。ひょんなことから前世を思い出し自分の未来を悟ったシャーロット。その未来を回避するため、これまでの取り巻き生活から一転した生活を行う彼女。そんな彼女の行動で本来のシナリオからずれていくという定番の展開。とはいえ、定番だからこその安定感があって楽しめました。2巻もあるので続きが楽しみです。2022/07/03
りおる
3
悪役令嬢の取り巻きであるモブに転生したシャーロット。ある日階段から落ち前世の記憶を思い出す。没落を避けるために攻略対象や悪役令嬢から逃げようとしたのに何故か…というお話。文章も読みやすく面白かったです。ただ、ラブは少なめで、これから進展していくのかな〜と匂わせる程度で終了でした。もうちょっとだけ主人公の恋愛模様が読みたかったです。あと、本来ゲームの中でのヒロインが怖かった。2020/05/17
菊地
2
脇役令嬢という要素が特段生かされている訳でもなく、前世の記憶・ゲームの記憶を取り戻して生き方を変えて人生を前向きに変えていくという流れは割と定番の内容。ラブ成分は弱めなところはさておき、ゲームヒロインの自爆すぎる暴発など雑なところはあったかなぁ、と思います。2020/06/26