内容説明
妖怪が見える漫画家の莞介に起きた2つの出来事。1つは、大企業の社長になった幼馴染みの久瀬との再会。もう1つは、羽の生えた赤ちゃんを拾ったこと!途方に暮れる莞介だが、久瀬の提案で、同居して一緒に子育てをすることに。久瀬には、楓と名付けたその子が見えないけれど、家族のように暮らし始める。昔と変わらず、人と違う自分を受け入れてくれて、頼れる彼に惹かれていく莞介は―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
22
不憫健気な2人と妖怪わらわら。子育て溺愛カプ、楽しかった。2020/02/16
へへろ~本舗
9
作者買い。恵まれない環境で育った二人。莞介と妖怪たちにだけ見える赤ん坊との暮らし、見えないけれど愛情を注ぐ久瀬。楓の健気さ。良かったです。2020/02/16
青音
8
★★★★☆【シーモア】ピンク色の表紙がとても可愛い。攻めと受けの子供時代の友情が微笑ましかった。受けが楓を拾ってからは子育て中心の話になってしまい、エロス度は薄め。2020/03/03
しの
6
見えないものが見える莞介、表情をなくしてしまった久瀬。二人の育った環境が不憫過ぎて泣けてしまう。でも、お互いが絶対なくてはならない存在と出会えたことが、ふたりの心が壊れなかった理由なんだろうなと思った。 突然現れたふうちゃんをここまで愛情を持って育てられるふたりの姿に、血の繋がった親子以上の絆を感じる。出てくる妖怪たちも心優しくて…でもそれって莞介や久瀬の心が優しいからなんだと。 恋人以上の絆と愛情をそこかしこに感じて、心がほっこり温かくなるお話でした。 そして、ふうちゃんの可愛さに私もメロメロ♡2020/03/08
つき
6
良い家族でした。ふうちゃん可愛いですよね。 そして、最初に表紙を見てカッパさんにドギモぬかれ、落ち着いてよく見たら、私の心が汚れているだけでした。あんなに可愛いカッパさんを...私疲れてるのかも...と思いながらふうちゃんのかんたんとくうたん呼びに癒されたので、もうあんな見間違いは絶対にいたしません。2020/03/08