内容説明
両親を相次いで亡くし、独りぼっちになってしまったアーシュ。現代日本で生きた記憶があるものの、幼いゆえにそれを活かせず7歳で孤児になってしまう。そんな中ギルド長の紹介で、同じく孤児の仲間たちと一緒に暮らすことに。そこで仲間たちとの金銭感覚の違いに気づく。「今度こそ、私の知識を活かしてみせる!」自炊に貯金。朝食・ランチの販売から宿屋経営へ!せっかくの魔法世界、楽しんで利用しなければ損じゃない?前世の知識と魔法を組み合わせ、私の小さな手でもこの世界は変えられる!転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー第1巻!
著者等紹介
カヤ[カヤ]
執筆開始は2016年6月から。『小説家になろう』にて『この手の中を、守りたい―異世界で宿屋始めました』を執筆、出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あき☆ブラック・ベア
5
前世の記憶持ちの少女が孤児仲間に生きる為の知識を教えながら商売をして自立いていく話。冒険者ギルドを中心に展開していくし子供たちも冒険者としての力も付けていく。栄養の知識とか大人ですら知らない世界で周りにいろいろな影響を及ぼしながら無くてはならない存在になっていく姿がチートだ成り上がりだとはまた違った気持ちのいい読み心地になっていた。2024/04/05
takoing
4
孤児らの生活、お金を稼ぐ方法、お金を貯める方法、などはかなり詳しく書いてあって、想像の世界の作り込みは結構すごかったです。 下働きに始まって、冒険者らの荷物持ち、自身らの冒険者としてのデビュー等々、「へぇ」ってつい読み込んじゃった。 生まれた街メルクから領都へ、領都から他国へ、と活躍の場がどんどん大きくなっていく中、彼らの知的好奇心はどんどんふくらみ、前世の知識をちょっと使って元手(お金)を稼ぎ、彼らならではの偉業をなしとげていくのは爽快な気分になります。2019/01/26
TcodeF
3
異世界転生モノ。作例に珍しく転生時の年齢が示されていない。孤児となってから共同生活体の中で記憶を生かして生活の安定と稼ぎに注力していくけど・・・これでもまだ10歳以下なんだよな・・・?次巻は王都でカフェっぽいものを作るようですが、どこまで手広くやるんだ?2019/01/15
kinta
2
異世界転生もの。ではあるが、前世の記憶をこういう風に生かすのか、と面白かった。一番小さい孤児となっているものの、考え方が大人なのか、子供らしくないのが面白い。2018/09/06
susantoissyo
0
両親を亡くした少女は転生前の記憶を生かして、子供だけの生活を貧しいところから少しずつ豊かにしていく。2024/03/09