内容説明
謎に包まれた万葉歌人・柿本人麻呂の真の姿に迫る。「万葉歌人はいくつかの名前を使い分けて歌を詠んだのではないか」大胆な仮説のもと、歌の意味や語句、正史の記事との比較を重ね、万葉歌人たちの真の姿を明らかにする。第2部では、太宰府御笠中学校の仲良し3人組が古代史にまつわるさまざまな疑問を解決する「古代史こぼれ話」を収録!
目次
第1部 かぎろいのうた(万葉集に疑問あり;古歌は存在していたか;額田王と紫草;人麻呂は謎だらけ;人麻呂 歌人になる;人麻呂は変幻自在;人麻呂 出家する;人麻呂 新羅へ行く;家持 袖にされる;終の人麻呂)
第2部 古代史こぼれ話(古代史研究会再び;魏志倭人伝余話;神武天皇から崇神天皇まで―日本書紀拾い読み1;仲哀天皇から允恭天皇まで―日本書紀拾い読み2;巨大古墳の推移と被葬者―日本書紀拾い読み3;推古天皇から持統天皇まで―日本書紀拾い読み4;出雲の起源―熊襲の足跡1;巨石古墳と国造―熊襲の足跡2;銅鐸の秘密)
著者等紹介
田原明紀[タハラアキノリ]
1953年大分市に生まれる。大分大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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