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内容説明
地の底から石炭を地上に運び出すという過酷な労働に明け暮れた人生を、時には歌を交え、突き抜けた明るさで語る筑豊の元女坑夫たち。死と隣り合わせの労働、炭住での暮らし、やりたい放題のスカブラ亭主―。聞き書きから浮かび上がる鍛え抜かれた彼女たちの開放的な精神。
目次
七つ八つから
女の大力
けんか女
日ぐらし女ご
女坑夫ひとつのうた
かけもち坑夫
腰巻きからげて
女のかけ声
鍋ん中のどじょう
一旗の夢
ヤマの女たちの生きた証として―あとがきに代えて
著者等紹介
井手川泰子[イデガワヤスコ]
1933年、小倉市(現北九州市)生まれ。戦災により鞍手に移住。1985年から2001年まで鞍手町歴史民俗資料館(現鞍手町歴史民俗博物館)に勤務。2021年西日本文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。