出版社内容情報
今や福岡のシンボルとも言える福岡ヤフオク!ドーム。一見無機質ながら、歓喜や絶望、感動など人々の思いを大らかに包み込み、さまざまな表情を見せてくれる。誰も見たことがないドームの姿をとらえた写真集
フトノ メグム[フトノ メグム]
著・文・その他
内容説明
福岡ヤフオク!ドームのこんな“顔”見たことありますか?一見すると無機質な鉄の塊。しかし、笑顔と涙、人々の熱い思いを大らかに包み込み、さまざまな表情を見せてくれる。
著者等紹介
フトノメグム[フトノメグム]
1970年、佐賀県鳥栖市生まれ。1995年、関西学院大学法学部卒業。2012年、写真集『子どもの情景』を産業編集センターより出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかやん
16
福岡ドームをテーマにした写真集。なんて表情豊かなんだろう。洗濯物干したベランダ越しのドーム、小学生たちが田んぼの中を下校する背景にうっすら見えるドームなど。東京タワーと同じでその圧倒的存在感から、ドームのある景色は特別意識しないとドーム自体だけを見てしまう。写真集『All about Saul Leiter』の中で「写真をみる人への写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時々提示することだ」というソールライターの言葉がありましたが、少なくとも僕にとってはそういう写真集でした。とてもよかった。2019/11/09