内容説明
全世界でベストセラー。100年語り継がれる「お金の名著」。
目次
金貨にあこがれた男―なぜ、同じように働いているのに、貧乏人と大金持ちがいるのか?
バビロン一の大金持ち―収入の十分の一を貯金せよ
学びの殿堂―大富豪だけが知っている「黄金に愛される七つ道具」
幸運の女神―行動が機会を生み出し、機会が幸運を呼び込む
試練―価値があるのは、金貨が入った袋か、智恵が詰まった袋か?
バビロンの金貸し―賢者の助言によって、貯金が懸命に働きだす
ザ・ウォール―揺るぎない守りが安心を生み出す
奴隷だった男―己の心は「奴隷」のものか、「自由民」のものか
伝承―はるか昔の借金返済記録が、現代人を救う
老人の隊商―なぜ人は働くのか。それは金のためではなかった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
17
古代バビロニア人の寓話から資産を増やし、お金の不安を解消するための方法を物語形式で書かれたものです。細部タイトルにもあるように5つの黄金法則が書かれています。これを社会に出た時に読んでおきたかったと思いました。私の20代の頃は「20代のうちはお金は勉強のために使え」と言われる有名人が多かったように思います。もちろんコツコツ増やすことの大切さを話す方もいましたが。今の知識を持ち合わせて20代に戻れるなら、この通り実施するだろうなと感じました。2022/03/20
ta_chanko
15
巻末の「バビロンの歴史」が印象的。太古の昔、森林資源にも恵まれない川辺の乾燥地帯に灌漑用水が引かれ、小麦が栽培され、きわめて人工的に都市国家が造られた。堅固な城壁に守られ、幾多の攻撃から市民を守った。そこには目映いばかりの富が蓄積され、人類の叡知が結集され、その記録が粘土版に刻み込まれた。そのおかげで現代に生きる我々が、悠久の時を超えて叡知の一端に触れることができる。2021/06/18
mazda
12
大富豪になるために必要な5つの法則があり、これは遠い昔から変わらない事実ということでしょう。収入の1/10を蓄える、お金に働く先を見つけてあげる、お金の扱いに秀でた者の助言に耳を傾ける、自分がよくわからなかったり秀でた人が否定する商いには投資しない、非現実的な利益を出そうとする話には乗らない、といった、今聞いても全くその通りだと思うものばかりです。これに加えて、人助けをするときは、その人の重荷を肩代わりしない形で助ける必要がある、ということです。でないと、お互いを嫌いになってしまうという最悪の結果に…。2023/04/12
とも
10
図書館本 使う予定のない積み立てをしよう。もっと若い時に読みたかった。2021/10/26
にしやん
7
図書館本。5つの黄金法則は他の本でも同じように触れられている法則。7つの道具も書かれていて、5つの法則を分解した感じ。それだけ大切ということでしょう。1.収入の十分の一を貯金、2.欲望に優先順位を、3.貯えたお金を働かせる、4.危険や天敵から金を堅守、5.住まいをわがものとせよ、6.今日から未来の生活に備える、7.自分こそ最大の資本にせよ。2023/08/09
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