PIXAR(ピクサー)―世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866511139
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ジョブズが自腹で支えていた赤字時代、『トイ・ストーリー』のメガヒット、株式公開、ディズニーによる買収……。
小さなクリエイティブ集団をディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに育てあげたファイナンス戦略!

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フォーチュンが選ぶフェイブリットブックof 2016
ニューヨークタイムズも絶賛!

内容説明

小さなクリエイティブ集団をディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに育てあげたファイナンス戦略!

目次

第1部 夢の始まり
第2部 熱狂的な成功
第3部 高く飛びすぎた
第4部 新世界へ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

106
PIXARが「ディズニー以外、できなかった」世界一のアニメーション企業に成長する物語。著者ローレンス・レイはCFOとして事業にならないが魔法のような才能をもつテクノロジー企業にエンターテイメント企業のビジネス・モデルを融合させて成功に導く。ジョブズ復活は紙一重。PIXAR特有のエンドロール、ディズニーへの売却の秘話に見るローレンスの利他の精神に涙した。また磨き抜かれた経営戦略は流石。①取り分を4倍に増やす。②制作費用7500万ドル以上を調達する。③制作本数を大幅に増やす。④ピクサーを世界的ブランドにする。2022/03/09

Kentaro

78
会社というものは生物によく似ている。それぞれ、個性や感情、習慣がある。トップなら好きにできるはずと思うかもしれないが、たいがいは、トップも、変えがたい会社の文化に縛られている。そして、会社は、成功すると保守的になる。創立当初はたしかにあった創造性の炎が、成果を求める圧力で消えてしまう。成功すると守るものが増え、同時になにかを失ってしまう。勇気が恐れに圧倒されるのだ。ピクサーはスティーブ・ジョブズがオーナーの会社だ。ジョブズについてはたくさんの伝記が書かれており、ピクサーの台頭はそのいずれにも必ず登場する。2019/12/27

Willie the Wildcat

71
スタートアップ故の苦難。ヒト・モノ・カネと、夢とのバランス。ジョブズ氏と著者、両者のビジネス・センスと人脈が道を拓く。印象的なのが、フィッシャー氏の「収益予測モデル」の件。私自身も同様の経験があり、安堵感が伝わる。ディズニー売却過程におけるジョブズ氏の変化も興味深い。”冬の時代”ということもあり、本意ではなかったかもしれないが、ハリウッドという異次元の体験はその後の創造にも貢献したのではなかろうか。”ストーリーの重要性”の件が象徴。自尊心!なお、トイ・ストーリーのエンド・クレジット記載の秘話、いいですね。2019/04/13

Book & Travel

55
著者はピクサーのCFOとしてジョブズに招かれ、同社の飛躍に携わった人物。魔法のような技術を持ちながら事業の柱を見い出せず、ジョブズからの資金で何とか存続していたピクサー。本書は、そんな綱渡りの状況から、IPOの成功、『トイ・ストーリー』の大ヒットと繋がっていくサクセスストーリーを、当事者目線で読むことができる。ジョブズと著者が進める経営戦略や交渉術、ピクサーに関わる人々の人柄が身近に感じられ、とても興味を惹かれて面白かった。ピクサーへの愛、ジョブズとの友情など胸が熱くなる場面もあって、心に響く一冊だった。2019/05/31

速読おやじ

53
ピクサーIPO時のCFOによる苦悩、奮闘そして成功物語。ピクサーのアニメは子どもが小さい頃にとてもお世話になっていて、親しみのあるブランドだったが、その裏にはこんなインサイドストーリーがあったとは。ジョブスとの協働がどんなに大変か想像だに出来ないが、何だかホンモノのジョブスの様子が分かるような気がする。結末を知ってるのに、ドキドキしながら読み進めることができた。超面白いノンフィクション!ディズニーとの契約交渉を蹴るシーンなんかは、ゾクゾクする。ピクサーのブランドを守る!いやあ、男だなあ^_^2020/02/08

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