出版社内容情報
日本経済のどん底がこれからやってくる。だからこそ、あなたにはできることがある!「日本はこれからどうなるの?」
「わたしたち生活はどうなるの?」
「わたしたちに何が出来るの?」
「先手を打って、危機を機会に変えるにはどうしたらいいの?」
(データに基づいた)明確な予測と対策で、あなたの不安にお答えします。
日本経済のどん底がこれからやってくる。だからこそ、あなたにはできることがある!
中村和己[ナカムラカズミ]
著・文・その他
内容説明
財政、少子高齢化、構造改革、3つの問題を解決するのに失敗した日本。危機の先で変革し、どう危機を機会にかえることができるのか。明確な経済予測と対策を紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makio37
5
遅くとも2025年までに日本が財政破綻する、という本書の前提に異論はない。来るべきガラガラポンに半分怯え、もう半分は期待しつつも自分の行動を変革できていないから、このような本を読むのである。働き方改革と生産性(=付加価値÷労働量)についての議論が参考になった。人件費も付加価値の構成要素であり、時短では生産性は向上しないという認識はなかった。また、日本企業は雇用至上主義のムラであるという指摘に首肯した。だからこそ、解雇ができない日本企業の未来は「組織の成長」にある、とのこと。2018/06/03