死者ゼロの真相―長崎クルーズ船新型コロナ災害との激闘

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866500157
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0047

内容説明

2020年4月、緊急事態宣言発令下の長崎市。停泊中のクルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が発生。平穏な地域医療は一挙に崩壊の危機に立たされた。不安と恐怖に陥った市民たちの見えざる裏側で、この“災害”に立ち向かった人々がいた。死者ゼロに終わった真相とは。実話に基づく表題作ほか、ウィズ・コロナ時代を見すえた論文などを掲載。

目次

第1部 死者ゼロの真相(学長、無理です! 二〇二〇年五月中旬・学長室;学長、横浜は戦場のようです! 二〇一九年年末~二〇二〇年三月;学長、じわじわ来てます! 二〇二〇年二月~三月;学長、ヤバいです! 二〇二〇年四月前半;学長、ウソだ!横浜の二の舞に 二〇二〇年四月二十日~五月中旬;学長、カンベンしてください! 二〇二〇年五月中旬~五月末)
第2部 長崎大学人が語る新型コロナウイルス(新型コロナウイルスとはなにか;新型コロナウイルス検出法の開発;ビッグデータの活用と新型コロナウイルス感染症)
第3部 ウィズ・コロナとプラネタリーヘルス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

99trough99

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乗組員623名から149名の新型コロナ感染者が発生したコスタ・アトランティカ号の医療対応について書かれたフィクション(著者は、事実をもとにしたフィクション、と呼んでいます)。加えて、関係者からの寄稿も3本掲載。圧巻は第一部のフィクション、長崎大学が武漢からの帰国邦人対応に始まり、ダイアモンド・プリンセス号対応からコロナ禍に関わっていたことに改めて驚く。単行本の帯に、あの、ジャパネットたかたの高田昭さんが乗っかっている理由を知って驚いた。知らないことって、本当にいっぱいありますね、今回のこのコロナ禍では。2021/01/02

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