内容説明
歴史的使命を終えたMBOや評価制度。なぜ抜本的な変革がなされずに、ここまで来たのか!従来の固定観念から脱却し、人的資本経営時代の人事・組織マネジメントの全体像と、その導入に向けて変革を推進する主要なポイントを解説。
目次
第1章 ワークエンゲージメントを軸とした人事・組織マネジメント
第2章 OKR―目標設定を科学する
第3章 1on1―パフォーマンスマネジメントの土台
第4章 評価とフィードバック―行動変革を促す
第5章 キャリア自律の促進―組織の自律度を高める
第6章 エンゲージメントサーベイ―継続的改善のバロメーター
第7章 変革マネジメントによる組織開発
著者等紹介
松丘啓司[マツオカケイジ]
株式会社アジャイルHR代表取締役。1986年、東京大学法学部卒業後、アクセンチュアに入社。チェンジマネジメントグループの立ち上げに参加し、ヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナーを経て独立。2005年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立し、キャリア開発やダイバーシティ&インクルージョンの研修とコンサルティングに従事。2018年にパフォーマンスマネジメントの変革をミッションとする株式会社アジャイルHRを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takeshi N
2
妙に説得力のある本だと思ったら、著者は現にいくつもの会社のパフォーマンスマネジメントのコンサル行い、新たな制度を導入して変革をもたらしているらしい。最も印象に残ったところは、ノーレイティングといって人事評価のランクをつけないこと。一部のハイパフォーマーのみ評価し後は皆同じと割り切るところ。そのほうが誤認もないし公正。確かに思う2023/08/10
LPC_コニ
0
派手さはないが、書かれていることには違和感がない。真面目な会社の真面目な人事部にもっと広く読まれると良いと思う。ただ、OKR導入と定着は理想ではあるが、取り組めない企業が多いだろうなあとも思う。トップの英断が必要。2024/10/25