内容説明
じわじわと進む減収を止められない東洋テクノロジー。次の社長交代の機会を逃せば、会社の立て直しは手遅れになってしまう。保守的な経営陣、変化を拒むミドル、アンコントローラブルな現場…東洋再生を志す世良の前に、変革を拒む壁が立ちはだかる。リーダー世良修三は、いかにして変革への道筋をつけたのか。ビジョンに関心を持たない現場組織に信念に立ち戻り打ち出した一手とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
17
ファーストプレス社「じわじわ死ぬ会社、蘇る会社 上巻」読了。マネジメントコンサルティングチームが3万ものヒアリング情報からまとめた一冊。架空の東洋テクノロジーの会社立て直しを題材に物語風に仕立ててあります。上巻は環境整備編で、社長交代から課題の整理、体制、仕組み作りの改善方法、立ちはだかる壁、などが描かれてます。物語の視点は、社長、企画、設計、営業の部課長、一般社員など、たくさん登場し、その時、どんなことを考えてるかが面白い。池井戸潤さんが好きなら楽しく読めると思います。中堅以上の会社員にオススメ♪2017/08/30
Yuri Mabe
2
たまたま弊社の状況を鑑みて手に取った本だが、予想に反して池井戸潤ばりの胸アツな企業小説パートがメイン。端的だが上下巻にまたがり横断的に変革活動のフェイズと物語がシンクロしているので解説部分も読後思い起こしやすい。まあ、期待してなかっただけに小説パートがちょっと読み物として面白すぎる。ビジネスの時節としては今は全く違う状況なわけだが。下巻はこれから読む。2020/06/30
ゆうだいあん
2
役員から薦められ頂いた本。 なかなか忙しくて時間がかかってしまった。 物語形式でビジネスで改革を進める問題や考え方を例示していて読みやすい。 下巻を買おう2018/02/05
ぺんぎん
2
保守的な企業が変化を拒むあまりじわじわと衰退する様と、それを食い止めるべく立ち上がった部長の闘いのストーリー。 あるあるシリーズ、とあるが、事例がリアル。会社を変革するときの本当の摘は、変わりたくない従業員や幹部なのだ。2017/07/03
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