ホラー映画超近現代史―恐怖が映す時代の不安と欲望

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ホラー映画超近現代史―恐怖が映す時代の不安と欲望

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  • サイズ 46判/ページ数 568p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866472553
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

何故いまホラー?



拷問ホラー、POV/モキュメンタリー、ソーシャル・スリラー、

アートハウス・ホラー、フェミニズム・ホラーほか

2000年代以降の潮流を網羅した〈現代ホラー完全ガイド〉



映画ライター、批評家、翻訳者、映画監督、映像制作者、字幕翻訳家、配給会社代表・宣伝、映画ソフト専門店店主、映画雑誌編集長、YouTuber、サタニストら、ホラー映画のエキスパートが語りつくす!



〈GUESTS〉

高橋ヨシキ/小林真里/山崎圭司/伊東美和/人間食べ食べカエル/岡崎喜之/町山智浩/上條葉月/小島朋美/大石盛寛/涌井次郎/中原昌也/後藤護/アズ・レプヴァンテール/星野和子/柳下毅一郎/西川亮

(in order of appearance)



〈収録内容〉

【2000年代編】

1章 残酷映画「トーチャー・ポルノ」から始まったホラーの復興

 〈対談〉「死にざま」のエンタメ化 ゲスト:高橋ヨシキ

 〈コラム〉『ソウ』のアフターエフェクト――スプラット・パックの登場



対象作品:『ファイナル・デスティネーション』『ソウ』『ホステル』『マーダー・セット・ピーセス』ほか



2章 「肉と血」の饗宴――ニューウェイヴ・オブ・フレンチホラーとニュー・フレンチ・エクストリミティ

 〈対談〉フレンチホラーの新しい波 ゲスト:小林真里

 〈コラム〉『ハイテンション』が切り拓いた道――フレンチホラーの最前線(フロンティア)



対象作品:『ハイテンション』『屋敷女』『フロンティア』『マーターズ』ほか



3章 よみがえるレザーフェイス、ジェイソン、ブギーマン――量産されるリメイク映画

 〈対談〉激論! リメイク映画ってどうなのよ? ゲスト:山崎圭司

 〈付録〉オリジナルとリメイクの製作費および評価比較



対象作品:『ザ・リング』『テキサス・チェーンソー』『蝋人形の館』『ハロウィン』ほか



4章 ゾンビ・ホラーの増殖

 〈対談〉ゾンビは死なない ゲスト:伊東美和

 〈コラム〉こんなゾンビもいた! ブームに咲いた徒花たち



対象作品:『バイオハザード』『28日後…』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ランド・オブ・ザ・デッド』ほか



5章 現実を攪乱する――POV、ファウンド・フッテージ、モキュメンタリー


【目次】

内容説明

拷問ホラー、POV/モキュメンタリー、ソーシャル・スリラー、アートハウス・ホラー、フェミニズム・ホラーほか2000年代以降の潮流を網羅した〈現代ホラー完全ガイド〉。

目次

まえがき 「何故いまホラー?」をひもとく”恐”科書
2000年代(残酷映画「トーチャー・ポルノ」から始まったホラーの復興;「肉と血」の饗宴―ニューウェイヴ・オブ・フレンチホラーとニュー・フレンチ・エクストリミティ;よみがえるレザーフェイス、ジェイソン、ブギーマン―量産されるリメイク映画;ゾンビ・ホラーの増殖;現実を撹乱する―POV、ファウンド・フッテージ、モキュメンタリー;ジャンルの異種交配―ハイブリッドのゼロ年代;メディアとホラー映画 PART1―DVDの黎明期(ドーン・オブ・ザ・DVD))
2010年代(ソーシャル・スリラー―ホラー映画が描く差別・格差・陰謀論;アートハウス・ホラー;「作家性」で魅せる映画スタジオたち;形而上学的ホラー;フェミニズム・ホラー;マンブルゴアと新鋭監督;正統派ホラーの復権―悪魔の棲む家から死霊の憑く館へ;「リメイク」から「リブート」へ;メディアとホラー映画 PART2―Who will survive, and what will be left of them?)
2020年代(古典志向と長尺化―純然たる恐怖の時代;”コンセプチュアル”なホラー―配信・YouTube時代の怪異;”異形の殺人鬼”ホラー・アイコンの復活;「個人」に寄り添う恐怖;悪魔崇拝者はいつもそこに―サタニック・パニック・リヴィジットの20年代;メディアとホラー映画 PART3―青紫の光線(ブルーレイ)を放つ物理メディアのゆくえ)
あとがき ホラー映画の25年後…に向けて

著者等紹介

ヒロシニコフ[ヒロシニコフ]
1992年生。ライターとしてホラー映画評を中心に雑誌、書籍、映画パンフレット、WEBメディアへの寄稿多数。日本未公開の残酷ホラー映画・カルト映画を専門に映像ソフトをDIYリリースするレーベルVIDEO VIOLENCE RELEASINGの代表を務める。残酷ホラー特化型の映画祭「ゴアフェス」の主催など、映画上映企画のプログラマーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

だるま

17
今、洋画ホラーが熱い! らしい。実感は無いのだが、こんなに凄い現代ホラー史を執筆した著者が言うのだから間違いあるまい。2000年代から2010年代、2020年代と、近年のホラー映画の動向が非常に詳しく総括されている。ガイドブックの様相もあり、ジャンル別に詳しい愛好家との対談も沢山あって、マニアック過ぎるなあと呆れつつも読んでいて面白かった。対談相手は町山智浩氏以外知らない人だらけだったが、同好の士って多いのですねえ。私がついて行けたのは「ゾンビ」の章だけ。それでも、違うジャンルの作品も見たくなった。力作。2026/08/29

ぷほは

3
そこまでホラーにのめり込むタイプではないのだが、大学時代に先輩のホラー合宿(山奥のコテージで花火をしている他の男女七人夏物語グループを尻目に、男だけでひたすらホラー映画を見続ける)に参加したことがあったおかげで、タイトルの3本に1本は知ってたし、5本に1本は見たことがあった。00年代、10年代、20年代の分厚いムックを3つ足したようなボリュームで、関係者対談も作品レビューも豊富なのだが、やはりどこか雑誌的な情報になっているので、スラスラ読めるのに一気読みするのはけっこう辛く、想定よりも時間がかかった。2026/08/15

コマンドー者

1
2000年代以降のホラー映画の歩みと代表作を各テーマごとに対談形式で綴る大ボリュームの一冊。著者が言うほどはこの年代でホラー映画が盛り上がっていたようには感じないし、取り上げられている作品もここでは大絶賛ばかりだが、実際見たら大して面白くもなかったって作品ばかりと個人的には思ってしまったが、この25年間くらいの世界のホラー映画の流れはよく分かるのでホラーファンは必読の一冊と言えよう。2026/09/03

読書初心者

0
著者の豊富な知識量に裏打ちされた、2000年以降それぞれの年にあるテーマ、ゴア描写、雰囲気などに代表されるホラー映画のトレンドを体系的に学べる一冊。ホラーは社会に抱く恐怖/不安を映す鏡なので、同時にホラー映画を振り返るということは、社会を振り返るという行為でもある。個人的には最近ホラーを見始めたので、アートハウス・ホラーの台頭や、人間の内面に巣食う不安や家・家族といったミクロな視点で恐怖を映し出しているという最近のホラー映画話に惹かれた。 十人十色の対談相手のホラー観も面白い。サブスクのマイリストが潤う。2026/07/29

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