ギャングスター・ラップの歴史―スクーリー・Dからケンドリック・ラマーまで

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ギャングスター・ラップの歴史―スクーリー・Dからケンドリック・ラマーまで

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  • サイズ B5判/ページ数 280p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784866471020
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

レコード屋に置いてもらえない、ラジオでかけてもらえない、ビデオを流してもらえない、NYの人たちには相手にされない…。あるのは犯罪、暴力、貧困、ドラッグ、警察の蛮行が蔓延るストリートだけ。街の窮状をリアルな言葉と巧みなストーリーテリングで描写し、世界を席巻したギャングスター・ラップの軌跡30年を総ざらい。ギャングスター・ラッパーに与えられてきた偏見(NYヒップホップより劣っている、暴力的な歌詞=社会悪など)を紐解いて解説する。

目次

アメリカの息子
引き金をひけ
喧嘩腰の黒人たち
革命はテレビ中継される
アイス・キューブ―“ギャングスタ流おとぎ話”
「これがご挨拶だ」―ギャングスター・ラップ、『スカーフェイス』とザ・ゲトー・ボーイズに出会う
俺の名前はギャングスター・ラップだ
夢のカリフォルニア―ドクター・ドレ―の余波
世界を制したスヌープ・ドギー・ドッグ
レコード上でのギャングバンギン―やだな、来ちゃったよ
Gファンク、モブ・ミュージックに出会う
間近に迫った死―いわゆる東西抗争
俺のせいじゃねぇ―マスター・Pとノー・リミットの革命
ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグの再燃―中傷者に送る“アップ・イン・スモーク”
お前の命は危険にさらされている
カネで大人になった少年
30歳を迎えたギャングスター・ラップ

著者等紹介

ベイカー,ソーレン[ベイカー,ソーレン] [Baker,Soren]
ヒップホップ・ジャーナリスト、脚本家。南カリフォルニア在住。ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、ローリングストーンズなどで、音楽や文化について何千もの記事を執筆

塚田桂子[ツカダケイコ]
ヒップホップ・ジャーナリスト、翻訳者。95年に渡米し、ラマボ・カレッジ・オブ・ニュージャージーで音楽とアフリカ系アメリカ人学を専攻。音楽専門誌でアーティスト/プロデューサーへの取材やコラム執筆を行うほか、ヒップホップ/R&B作品のリリック対訳、ライナーノーツ執筆を手がける。LA在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。