出版社内容情報
音楽家が「耳鳴り」と「音楽」に向き合った、
これまでになかったCDブック。
坂本龍一(音楽家)、大石直樹(慶應義塾大学病院 耳鼻咽喉科外来医長)
との「耳鳴り」についての対話を収録。
まえがき 音楽家、「耳鳴り」に悩む
part 1 耳鳴りについて、大石直樹先生に訊く
脳で「音」はつくられてる
耳鳴りに気づいてしまう
小さなロウソクの炎でも暗い部屋では明るく見える
認知行動療法
耳鳴りは、そのぐらいでいいんだ
ぼくの耳鳴り対処法
アナログ・レコード盤の音
part 2 音楽家、耳鳴りについて語る。坂本龍一さんに訊く
いろいろ試してみました
「昨日は耳鳴りが3Kぐらい。今日は高くて7Kぐらいまでいっちゃってるなぁ」ってぼくにはわかるわけです
ノイズ音こそ面白い
「生まれて」「生きて」「病気になって」「死んでいく」
静けさっていうのは「音」ではない
part 3 自分の症状に効果があるのかどうかを確かめつつ、耳鳴りにやさしい音楽をつくってみた。
part 4 収録CD「Music for Ringing」はどのようにつくられたのか? 楽曲解説
安眠するために聴いていた音楽
あとがき
参考文献
収録CD「Music for Ringing」について ※本CD単品での販売はおこなっておりません。
耳鳴りや不眠に悩む人はもちろん、心身が静けさを欲しているとき、
ゆっくり食事を楽しみたいときにも、聴いてほしいオリジナル楽曲。
1美しい響き 2降っても晴れても 3狼の眼 4永遠の夢 5壁掛けのピアノ
6鏡の中の鏡 7生い立ちの歌 8ロウソクの炎 9生まれては消えてゆく音
10夜に想う夜に眠る 11小さな鐘
* 全11曲 44分49秒
* プロデュース 鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)
* 演奏 田中佑司(ピアノ、ヴィブラフォン)山本哲也(シンセサイザー、マニピュレーション)中島久美(ヴァイオリン、ヴィオラ)白佐武史(チェロ)伊賀航(コントラバス)安宅浩司(ペダル・スティール)三浦千明(ホルン)
鈴木惣一朗[スズキソウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
耳鳴りに苦しむ、音楽家の坂本龍一、専門医の大石直樹(慶應義塾大学病院)との対話。耳鳴りや不眠に悩む人、静けさを求める人のための楽曲。
目次
1 耳鳴りについて大石直樹先生に訊く(慶應義塾大学病院・耳鼻咽喉科外来医長)(脳で「音」はつくられている;耳鳴りに気づいてしまう;小さなロウソクの炎でも暗い部屋では明るく見える ほか)
2 音楽家、耳鳴りについて語る坂本龍一さんに訊く(音楽家)(いろいろ試してみました;「昨日は耳鳴りが3Kぐらい。今日は高くて7Kぐらいまでいっちゃってるなぁ」ってぼくにはわかるわけです;ノイズ音こそ面白い ほか)
3 自分の症状に効果があるのかどうかを確かめつつ、耳鳴りにやさしい音楽をつくってみた。
4 収録CD「Music for Ringing」はどのようにつくられたのか?楽曲解説
安眠するために聴いていた音楽
著者等紹介
鈴木惣一朗[スズキソウイチロウ]
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年に“ワールドスタンダード”を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。近年では、南壽あさ子、ハナレグミ、中納良恵、湯川潮音など多くのアーティストをプロデュース。執筆活動や書籍も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 虚構推理 講談社文庫