杉山清貴&オメガトライブ35年目の真実―林哲司が作り上げた哀愁サウンドの秘密

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杉山清貴&オメガトライブ35年目の真実―林哲司が作り上げた哀愁サウンドの秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866470696
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

杉山清貴ほか、“オメガサウンド”を決定づけたプロジェクトの要人たちが、当時の制作&レコーディング現場について語る!デビュー35周年!

杉山清貴&オメガトライブの書籍が刊行決定!



2年8ヵ月という短い活動期間だったにも関わらず、

時代を超えて愛されるあの哀愁サウンドの深海へ――。



サウンド面のブレインとして

シングル全曲を含む計30曲で作曲・編曲を担当した林哲司による証言を軸に、

名コンビとして知られた作詞家・康珍化、

鮮明にあの日を蘇らせる澄んだボーカル、杉山清貴ほか、

“オメガサウンド”を決定づけたプロジェクトの要人たちが今、

当時の制作&レコーディング現場について語る!!



杉山清貴&オメガトライブとは?

前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」時代に第19回(1980年)ヤマハポプコンで入賞。その後、元アウト・キャストのギタリスト藤田浩一がオーナーを務めていたトライアングル・プロダクションに所属し、83年4月に「SUMMER SUSPICION」でデビュー。林哲司(作編曲)&康珍化(作詞)のコンビをメインに楽曲が制作され、「君のハートはマリンブルー」、「ふたりの夏物語」などのヒット曲を生んだ。しかしバンドはデビューから2年8ヵ月で解散。杉山清貴はソロに、高島信二(g)・西原俊次(k)のふたりは、1986オメガトライブ(のちのカルロス・トシキ&オメガトライブ)のメンバーとして活動した。2004年に一度再結成、さらにデビュー35周年となる2018年5月5日にも再集結し、2019年には全国ツアーが行われる。



■目次■

序:

まえがきに代えて?トライアングルプロダクションと藤田浩一



全楽曲INDEX

第1章 Blue gray of sorrow

 [interview] 林哲司

第2章 Even though far apart, still in touch

 [interview] 康珍化

 [interview] 杉山清貴

第3章 The central function of the project

 [interview] 志熊研三

 [interview] 松下誠

 [interview] 内沼映二

第4章 Great performers, Great alternatives

 [interview] 村上“ポンタ”秀一

 [interview] 富倉安生

 [interview] 今剛

 [interview] 梅原篤



付録 トラックシート解説

特別項[interview] 松橋繁

あとがき

梶田昌史[カジタ マサシ]
著・文・その他

田渕浩久[タブチ ヒロヒサ]
著・文・その他

内容説明

デビュー35周年を迎えた杉山清貴&オメガトライブ。2年8ヵ月という活動期間の中で彼らの全シングルを含め計30曲を作編曲したヒットメーカー林哲司による証言を軸に、サウンドメイキングおよび当時のレコーディング現場の舞台裏について掘り下げる!

目次

第1章 Blue gray of sorrow(林哲司)
第2章 Even though far apart,still in touch(康珍化;杉山清貴)
第3章 The central function of the project(志熊研三;松下誠 ほか)
第4章 Great performers,Great alternatives(村上“ポンタ”秀一;富倉安生 ほか)
付録 トラックシート解説
特別項 松橋繁

著者等紹介

梶田昌史[カジタマサシ]
1971年生まれ、東京都出身。小学生の時に聴いたYMOをきっかけにスタジオ・ミュージシャンに興味を持ち、ドラマー島村英二との出会いによって、中学生の頃から多くのプレイヤー、アレンジャーと親交を深める。80年代から担当ディレクターなどに自ら電話をかけ、参加ミュージシャンのリサーチ活動やスタジオ訪問、プレイヤー視点での楽曲研究を行っている

田渕浩久[タブチヒロヒサ]
1976年生まれ、兵庫県出身。大学卒業後に上京、リットーミュージック/ギター・マガシン編集部を経てフリーに。2014年、ディスクユニオン入社。DU BOOKS編集担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポップノア♪@読書熱再燃中?

65
83年4月のデビューから僅か2年8ヶ月の短い活動期間ながら、日本にAORの風を吹き込ませ、強烈なインパクトを残した「杉オメ」。その中心人物である作曲家·林哲司氏をはじめ、当時のミュージシャンへのインタビューが大半を占めている。オメガメンバーの記事が無いのは非常に残念だが、インタビュアーは内情に詳しく、ファンが知りたい情報を上手く聞き出してくれている。作詞家の康珍化氏の話は驚きの連続であった。再結成され現在全国ツアー中、1月にはリアレンジされたアルバムも発売されているので、若い世代の方にも是非聞いてほしい。2019/03/25

shiman

12
中古ですがやっと手に入れてちまちまと読んでいました。当時、林哲司&康珍化作品にドはまりし杉オメ&菊池桃子作品をコンプし聴き込み続け、いまだに疲れた時には馴染んだバックコーラスやイントロに癒されています。なんか違うのよねと思っていた楽曲の違和感も作っていた段階でそうだったのか~とか、TVのゴールデンで名前が挙がっているのに黙殺されていた松下誠さんのインタビューが載っていたのが良かった。残念なのは、自分は後半掲載の大量のトラックシートが全く読めないっていうこと・・・。2023/12/10

クサバナリスト

9
素人には分からない曲づくり。2019/01/05

Strega Rossa

5
作編曲家・林哲司氏へのインタビューを軸に、オメガトライブのサウンドを作り上げた作詞家・康珍化氏、そのほか大勢のスタジオ・ミュージシャン、アレンジャー、レコーディング,エンジニア諸氏へのインタビューを通じて、オメガトライブサウンドのバックグラウンドをあぶり出している。インタビュー本の出来栄えというものはインタビュアーの能力に左右される。本書に関しては質問も高度かつ的確に練り上げられたものであり、まさに読者が聞きたいこと、そして聞きたかった以上の回答を相手から聞き出している。高水準の音楽研究書。2018/08/20

クレストン

4
80年代前半から中盤に活躍したバンドに関するインタビュー集。メインコンポーザーであった林哲司のインタビューが大きなウェイトを占めている。そして、杉山清貴、作詞の康珍化や初期からディレクターとしてかかわりアレンジャーとしてかかわった志熊研三、その他として演奏をしたスタジオミュージシャン方やミキサー、レコード担当者などのインタビューが乗っている。カルロストシキと..もそうだがメインと呼べる作編曲家がいてその人たちが印象的なサウンドを固めていったが大きな一つのファクターである事を認識されられる本だった。2022/09/23

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