出版社内容情報
先鋭的かつジャンルレスなミュージシャンにして、
世界で最もボーダーレスな音楽評論家、デイヴィッド・トゥープの自伝が…先鋭的かつジャンルレスなミュージシャンにして、
世界で最もボーダーレスな音楽評論家、デイヴィッド・トゥープ。
彼が自ら著した、サウンド、音楽、そして人生。
ブライアン・イーノらとともにアンビエント・ミュージックのシーンを作りあげ、
ヒップホップ、テクノなどの発展にも貢献した、
英国のミュージシャン/音楽評論家、デイヴィッド・トゥープが、
自身のキャリア、自身の作品、音楽のパートナーについて振り返る、決定的な一冊。
トゥープの広範囲にわたる活動記録の集大成であると同時に、
英国における、現代音楽‾フリージャズ‾テクノ/アンビエントの地下水脈を辿る年代記でもある。
※日本独自の企画による、書き下ろしの自伝。
※世界初公開の写真および貴重な図版を多数収録。
1. DEEP TIME
2. JOURNEYS, INSTRUMENTS, SOUNDS
3. DO THE BATHOSPHERE
4. PASS THE DISTANCE
5. BURIED DREAMS
6. GROUPS IN FRONT OF PEOPLE
7. OCEAN OF SOUND
8. SONIC BOOM
9. SINISTER RESONANCE
10. INTO THE MAELSTROM
細野晴臣との対談も収録
寄稿: 畠中実(ICC)
〈本書に登場する主な人物、キーワードなど〉
ブライアン・イーノ、サイモン・フィン、エヴァン・パーカー、フレッド・フリス、マックス・イーストレー、デイヴィッド・カニンガム、
スティーヴ・ベレスフォード、ロル・コックスヒル、オルタレーションズ、フライング・リザーズ、49アメリカンズ、フランク・チキンズ、
ジョン・ゾーン、細野晴臣、坂本龍一、池田亮司、大友良英、鈴木昭男etc.
デイヴィッド・トゥープ[デイヴィッドトゥープ]
英国のミュージシャン/音楽評論家。
1970年代から、フリージャズ、ニューウェイヴ、ヒップホップ、アンビエント、テクノイズなど作風を変化させてきた先鋭的なミュージシャン。ブライアン・イーノ、デイヴィッド・カニンガム、ジョン・ゾーン、細野晴臣などとの共作もあり、トゥープは音楽シーンにおいて、一種の触媒としての働きをしてきた。
多くの著書(ヒップホップ研究の先駆けとなった『Rap Attack』、エキゾチックミュージックの研究書『Exotica』、サウンドアートについての『Haunted Weather』など。邦訳には『音の海』がある)、コンピレーション『Ocean of Sound』などを通して、ジャンルを横断した自由なリスニングスタイルを提案、世界中の音楽リスナーに大きな影響を与えた。
内容説明
我々はどうすれば蛾や、石や、建物や、暗闇が聴くように音を聴くことができるだろうか?音が放たれているのではなく、集まっているかのように音楽を演奏することは可能だろうか?即興音楽/ダブ/アヴァン・ポップ/ヒップホップ/アンビエント/エレクトロニカ/サウンド・アート―稀代の音楽家・批評家が綴る“震え”に満ちた人生。
目次
1 堆積する時間
2 旅、楽器、音
3 ドゥ・ザ・バゾスフィア
4 パス・ザ・ディスタンス
5 埋もれた夢
6 人々の前の集団
7 音の海
8 ソニック・ブーム
9 不穏な共鳴
10 大渦の中へ
『フラッター・エコー 音の中に生きる』によせて(畠中実)
特別対談 デイヴィッド・トゥープ×細野晴臣
著者等紹介
トゥープ,デイヴィッド[トゥープ,デイヴィッド] [Toop,David]
1949年、エンフィールド(イギリス、ミドルセックス州)生まれ。音楽家、著述家、サウンド・キュレーター。ロンドン芸術大学教授。一九六〇年代後半から活動を始め、即興音楽、ダブ、アヴァン・ポップ、アンビエント、エレクトロニカ、サウンド・アートなど、時代とともにその音楽スタイルを更新し続けてきた。近年は、サウンド・インスタレーション、ヴィデオ作品、オペラなども手がけている
little fish[LITTLE FISH]
コミック・アーティスト、編集者。日本独自企画となる本書の発案者。2005年よりヨーロッパでコミックを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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qoop
Nepenthes
千利休