答えは相手の中にある

白井 一幸【著】

アチーブメント（2020/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 183p／高さ 19cm
• 商品コード 9784866430690
• NDC分類 336.47
• Cコード C0030

内容説明

野球界初！選手育成術をビジネスで活用したプロコーチの人材育成方法！

目次

第１章　あなたの組織では、なぜ人が育たないのか？（「やらされている」部下、「してあげている」上司；指示命令型を量産する日本の教育構造　ほか）
第２章　人づくりの前にまず組織づくりから（ハイパフォーマンスチームの条件とは？（ＧＲＩＰ）
「目的」と「目標」は違う　ほか）
第３章　人を育てる３つの育成方法（３種類の育成方法の使い分け方；指導者のアドバイスはなぜ響かないのか？　ほか）
第４章　指導者として必要なのは心構え（発信して巻き込んでいく；問題解決型と原因追及型　ほか）
第５章　考えて動く部下になる伝え方（核になるのは「自分がどうありたいか」；ケース１　話が長く、内容がまったく伝わってこない　ほか）

著者等紹介

白井一幸［シライカズユキ］
元北海道日本ハムファイターズヘッドコーチ。１９８３年に日本ハムファイターズにドラフト１位で入団し、プロ野球選手として１３年活躍。選手引退後に１９９７年より日本ハムファイターズの球団職員となり、ニューヨーク・ヤンキースでのコーチ研修を経て、２０００年に２軍総合コーチに就任。以来、２軍監督やヘッドコーチなどを歴任するなかで、従来型の選手指導方法を一新。コーチングを取り入れた選手指導で次々と優秀な若手選手が輩出し、リーグ優勝３回、日本一２回を達成。２００８年より講演・セミナーなどの講師活動を開始し、現在は研修講師としても活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ムーミン]

この本を書かれた後にWBCに招聘され、栗山監督とのコンビで優勝。一度白井氏のお話を直に聞きたいと思いました。

2023/08/18

[違いの分からない男]

★★★★★

2024/06/13

[hinotake0117]

最近新刊2冊を読み、すっかり氏のコーチング理論にはまっている中、こちらの書は野球に限らない普遍的な理論を中心に非常に具体的にどういった思考で接するのかを書いていただけている。 相手を信じ、持っている理想を引き出し実現させられる立場を目指したい。

2023/08/12

[みねお]

著者はプロ野球日本ハムファイターズのコーチ。それもただ単に選手→コーチになったのではなく、きちんとコーチングの訓練を受け、そして実践の場で繰り返し繰り返し試行錯誤を行なっている中で培った、指導者としての心構えを著した一冊。タイトルにあるように、相手の心や頭の中にあるものを引き出し、気付きを導くことこそ最も大事なこと。押し付けではいけませんね。

2020/09/13

[ひぽ]

読了。BS野球放送後の特別会談的なもので白井さんを知った。いや、名前は知っていたのだけれど、どんな人かを初めて知った。理路整然と話をするし、いちいちコメントに納得させられたので検索するとやはり著書は多数。そのうちの一冊を手に取った(いや、ネットで注文したのだけれど。笑) 閑話休題。 だんだんと中堅になって来て、後輩にモノを教える立場になった。他人に思いを伝えるのは簡単ではない、自分の子供にだって難しいと感じるのだから。ただ、その思いをどうしたらいいのか、自分はどうあるべきかの姿勢を学ぶ一冊であった。

2020/07/28