内容説明
めまいは耳と小脳のエラーが原因。そして、その引き金の多くが心です。めまい患者さんの特徴は、真面目で、我慢強くて、頑張り屋。そんなあなたの限界のサインがめまいです。でも大丈夫。耳と小脳だけでなく、心にも働きかけるリハビリ体操で、めまいは自分で治せるのです。
目次
第１章 実践！１回５分のリハビリ体操でめまいは治る！
第２章 めまいが治った！体験談
第３章 リハビリ体操で小脳を鍛えればめまいは治る
第４章 「心」がきっかけでめまいが起きる
第５章 めまいはどうして起きるのか？
第６章 めまいはどうして治りにくいのか？
第７章 めまいを起こさない生活習慣
著者等紹介
五島史行［ゴトウフミユキ］
独立行政法人国立病院機構東京医療センター耳鼻咽喉科めまい外来医師。東京医療センター臨床研究センター平衡覚障害研究室室長。慶應義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了（医学博士）後、ドイツのミュンヘン大学生理学教室に留学。その後、東京医科大学生理学第二講座へ国内留学。日本大学医学部附属板橋病院心療内科研究員、日野市立病院耳鼻咽喉科部長、国立成育医療研究センター病院非常勤医師を務めたのち、２０１４年より現職。気分障害、精神疾患などからめまいの原因を多面的にとらえ、多くの専門家、他施設と協力しながら、めまいの診断、治療、予防、そしてリハビリテーション開発のための研究をおこなう（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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assam2005
19
体って不思議で、体の不調は様々な器官と連動しており、一箇所だけが悪いのではなく、耳20%、脳40%、心40%と複雑に絡み合う。医者の専門はこの内の一つであり、トータルでは診察するのは難しいらしく、「（自分の専門分野では）問題なし（=自律神経失調症）」としか言えないらしい。めまいの原因も同様で、薬で治療するのではなく、本来の器官の機能を取り戻すリハビリをすることで不調から抜け出すという方法が提案されていた。体が発する悲鳴を受け止めて、共存していく。「治療=薬」じゃないと改めて感じました。2021/10/04
ヨハネス
6
こういう本が欲しかった。もう40年間ほど目が回っているから治らないと思っていたけど、リハビリ体操で治るまたは軽くなるんだ。治そうと思えば！というところもミソかも。またその方法がお金はかからないし簡単だし。久しぶりに目を閉じてその場足踏みをしたら、ギリギリ外出ＯＫの範囲だった。リハビリしてこれが改善するのが楽しみ。体操は本当はたくさんあるけど簡単にできるものだけ紹介してあるからフルコースした方がいいとのこと。この本買った方がいいかも。他の本で枕は高めがいいとあったけど、この本では自分が眠りやすい高さがよい。2018/03/14
トーコ
0
購入してから 1日で読み終わり、読んでよかった本。 目眩が増えて困ってたので 購入して読みましたが、 内容はめまい症状。 自分の悩みはめまい症状なんだろうなとわかるくらい、めまいを詳しく説明。 めまいに悩む患者がリハビリ前とリハビリ後で変わったことなどを書かれていたり、 リハビリの仕方が写真で掲載されている。
ぱぴ
0
上や下を向くとめまいがするのでいろいろネットで調べたりして、たぶん良性発作性頭位めまい症だろうと。そこでこの本を予約してみたけど、なかなかまわってこなくて、読む前に治ったけど、前から時々症状があったので今後のことも考えて読みました。目を閉じて50歩足踏みしたら右に50度くらい前に10センチくらい移動していてびっくり。体操はできれば毎日やりたい。2021/06/06
荏苒 ｂｙｎ
0
本の中の写真モデルさんの体操をすると、自分で治せると謳っている 。世間の皆さんの眩暈体験記、良い食事なども書いてある。一時的に眩暈を初体験したため読んでみた。突発性は三半規管の耳石が原因で、２週間位で自然に治るケースが多いようだ。従来、左が耳管解放症で、関係しているのかも（個人的経験談）。2018/03/08
