出版社内容情報
ブルースマン、町田謙介が綴る70年代初頭を舞台にしたファンタジーYA小説。鉄屑の中の秘密基地で三人の少年が体験する特別な夏。?小学生高学年から高校生まで、
そして「いま」を精一杯楽しんでいた、
かつて少年だった大人に捧げたい一作
──僕らにとって「立入禁止」の立て看板は、
「どうぞお入り下さい」と同じことを意味していた(本文より)
澄みわたった青空の夏休み初日、北国のある街はずれに廃墟の未来都市のような鉄屑の山を見つけた三人の少年たち。その奇怪で謎めいた空間にすっかり魅了された少年たちは、そこに秘密基地を作り始めるが……。
日本のブルース/ルーツミュージックシーンを席巻する音楽家町田謙介がみずみずしい感性で綴る、70年代初頭を舞台にしたファンタジーYA小説。
イラストも著者の町田謙介が描き下ろす。
小説の向こうで、町田謙介のブルースが聴こえる。
町田謙介[マチダ ケンスケ]
1957年北海道名寄市生まれ。多摩美術大学油画科卒業。
ミュージシャンとして日本のルーツ・ミュージックシーンで活動。
メジャーレーベルP-VINEから4枚のCDを発表。
「FIRST GAMBIT」が雑誌「CDジャーナル」の年間ベストアルバムの「録音賞」を受賞、アメリカの音楽雑誌「CMJ(College Media Journal)」に採り上げられ、「FUTURE BLUES」が雑誌「BLUES & SOUL RECORDS」の09年間ALBUM BEST10の4位に選ばれる。
精力的にライブ活動を行い、台湾ツアー、中央線マラソンライブ(24日間連続ライブ)などを成功させ数々のメデイア(朝日新聞等)に紹介される。
幅広い音楽活動のほか、デザイナー、役者の顔も持つ。
HP: http//www.machiken9027.com(マチケン通信)
内容説明
澄みわたった青空の夏休み初日、北国のある町はずれに廃墟の未来都市のような鉄屑の山を見つけた三人の少年たち。その奇怪で謎めいた空間にすっかり魅了された少年たちは、そこに秘密基地を作り始めるが…。日本のブルース/ルーツミュージックシーンを席巻する音楽家町田謙介がみずみずしい感性で綴る、’70年代初頭を舞台にしたファンタジーYA小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c