内容説明
失われた30年―日本には資源がない。科学技術イノベーションで取り戻そう!!日本を科学技術立国にするために政府、企業経営者へ要望。科学技術教育予算の増額投資/産官学のタイアップ/教育の充実・強化/優秀な人材の育成/異分野交流の推進。
目次
自己紹介
就職
ファインケミカル最初のテーマ
ポリマーエマルジョン
エマルジョンと溶剤系ポリマーの造膜機構比較
エマルジョンと溶剤系樹脂の長所と欠点
エマルジョンの欠点、課題に対する対策
各種反応性界面活性剤
主モノマー組成の設定
アクリルエマルジョン系粘着剤
溶剤系対抗アクリルエマルジョン系粘着剤の設計ソープフリー化
高濃度エマルジョン
エマルジョンの高分子量化
エマルジョン皮膜の耐水性、耐水白化
官能基モノマーと架橋技術
屋外塗料用エマルジョン開発実例
低汚染塗料
カチオン性エマルジョン
まとめ
大型開発テーマ成功実例
ファインケミカル未来志向
著者等紹介
築山文俊[ツキヤマフミトシ]
1939年大阪生まれ。国立京都工芸繊維大学繊維化学科卒業。卒業後は丸善石油(株)(現コスモ石油)入社。エネルギー管理士資格(国家試験)取得。コンビナート全体の物質収支、エネルギー管理に従事。昭和高分子(株)(昭和電工(株)、現レゾナック(株))入社(大阪研究所所長、副本部長)。ファインケミカル全般の研究開発、数々の大型テーマ開発に成功。総合化学世界一のDOW CHEMICAL社に自身の特許技術をライセンス譲渡。定年退職。その後ダイセル化学工業(株)総合研究所の主席研究員を務める。七十歳を過ぎてもなお実験の第一線に立ち続け、手にしたフラスコの数と同じだけの情熱を研究に注ぎ込む。生涯にわたる特許出願は百数十件に及び、その多くが権利化され、学会発表や論文、著書としても数多く世に出ている。現在八十六歳。執筆と講演活動を精力的にこなし、日々資料作成にも心血を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



