内容説明
映画カメラマン、青島順一郎全作品データ。22歳でカメラマン人生をスタートさせた青島。監督溝口健二と『血と霊』『霧の港』『夜』を創り上げた。『血と霊』は日本初の本格的表現主義映画という野心作であり、『霧の港』『夜』はこの時期の溝口の最高傑作と評された。
目次
資料編1 青島順一郎全作品データ(『め組の喧嘩』;『海の人』『さすらひの子』;『霊光の岐に』;『花売娘』;『雛妓の死』 ほか)
資料編2 青島順一郎関係文献(青島順一郎「『空間』に就て」;青島順一郎「上海雑記」;村田実・溝口健二・阿部豊・鈴木重吉・畑本秋一・青島順一郎・碧川道夫・原光代・夏川静江「『曲芸団』(ワ゛リエテ)の合評」
青島純一郎「悩まされ記(2)」 ほか)
著者等紹介
佐相勉[サソウツトム]
1948年生まれ。著書に『1923溝口健二「血と霊」』(筑摩書房、1991)、『溝口健二・全作品解説』1~13巻(近代文藝社、2001~2017)、14巻(東京図書出版、2021)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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