内容説明
E=mc2導出で使われている光行差の式。光行差の正しい理解と適用で特殊相対性理論が瓦解する。アインシュタインのE=mc2導出の初等的証明には間違いがある。マイケルソン・モーレーの実験結果の辻褄合わせにローレンツ収縮は不要である。
目次
1 光とは
2 光速度の観察と理論の歴史
3 ブラッドレーによる光行差の発見
4 光行差の解説によくある間違い
5 思考実験:光子の慣性についての考察
6 質量とエネルギーの等価性の初等的証明
7 マイケルソン・モーレーの実験
8 エアリーによる光行差観察
9 アラゴによる恒星観察実験
10 光行差角と光の接近速度の真実
著者等紹介
成毛清実[ナルケキヨミ]
1958年北海道千歳市美笛生まれ。1978年苫小牧工業高等専門学校(電気工学科)卒業、1980年電気通信大学(通信工学科)卒業、1982年東京工業大学大学院(電子システム専攻)修了。(株)東芝(1982年4月~2014年3月)、東芝メモリシステムズ(株)(2014年4月~2018年3月)、キオクシア(株)(2018年4月~2024年3月)に勤務。東芝入社以来、半導体デバイス(主に不揮発性メモリ)開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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