内容説明
今や「薬剤師」は、病院や薬局に勤務する「臨床薬剤師」が主流になりつつある。筆者は、地方自治体の保健所等に所属して35年間の勤務を終えた「行政薬剤師」である。この本は行政薬剤師の法規制業務としての「公衆衛生」業務、公衆=みんなの、衛生=生きること(生活・健康・環境)を衛る(守る)とする多岐にわたる業務を紹介し、勤務の中で対処してきた興味深い事例を筆者の経験談として具体的に綴った手記である。
目次
序章 手記を残す動機
第1章 某都道府県自治体に奉職
第2章 薬事監視員としての業務開始
第3章 D保健所へ異動
第4章 本庁薬務担当課へ異動…1回目
第5章 本庁薬務担当課へ異動…2回目
第6章 環境行政への対応
第7章 本庁健康増進担当課、感染症の担当班に異動
第8章 本庁薬務担当課へ異動…3回目
第9章 B保健所へ異動…2回目
第10章 担当経験のない「食品衛生業務」
終章 手記終幕へ
著者等紹介
はやしまさひろ[ハヤシマサヒロ]
昭和37年、北九州市生まれ。父親の転勤異動に伴い、中学・高校は静岡県、大学時代は埼玉県で過ごす。昭和63年、城西大学大学院薬学研究科修士課程を修了。同年、行政薬剤師として某(都道府県)自治体に奉職。35年間の勤務を経て令和5年3月定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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