内容説明
『鳩翁道話』は江戸時代後期の教えだが、今を生きるヒントがここにある。ありのままの自分、自分に忠実な自分でいるためにはどうすればよいか。「自由」と「世間体」というテーマで人としての生き方を考えよう。無理をしない生き方をするにはどうあるべきか。これは人生を穏やかに生きるための手引書である。
目次
『鳩翁道話』より(ありのままの自分、自分に忠実な自分でいるためにはどうすればよいか;あなたは自分を正しい方向(あなたらしい生き方)に導くものは何かということに気づいているか、気づいているとすればそれは何か
「自由」と「世間体」というテーマで人としての生き方を考えよう ほか)
『続鳩翁道話』より(「自分が変われば相手も変わる」という考え方をあなたはどう思うか;もしもあなたの「ますかがみ」が曇るとしたら、何が原因で曇るのか、そしてそれを防ぐためにどうしているか;あなたの「座右の銘」は何か ほか)
『続々鳩翁道話』より(素直に人の忠告を聞けるようになるにはどうするべきだと思うか;ブレない生き方をするためにはどうすればいいか;どうしたら私たちは一つのことに集中して取り組めるのか ほか)
著者等紹介
山口豊[ヤマグチユタカ]
現在、武庫川女子大学教育学部教授。兵庫県内の高等学校国語科教諭、兵庫県教育委員会事務局指導主事、兵庫県立高等学校長を経て現在に至る。主な研究分野は、岸田吟香の『呉淞日記』やジョセフ・ヒコの『海外新聞』などの幕末近代の語彙(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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