内容説明
白隠と並び称される誠拙周樗。不世出の名僧と母との心の葛藤を描いた感動作。禅僧として最高位に上り詰めた誠拙周樗は七歳のとき小僧に出された。最愛の母に捨てられたものと思っていた彼は、母の死後、それが苦渋の選択であったことを知った。母の辛い気持ちを顧みることが無かった吾身を深く恥じて後悔。そして懺悔の旅に出た。
著者等紹介
鬼島紘一[キジマコウイチ]
1953年千葉県生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。大手製鉄会社、建設会社勤務などを経て、現在お茶の水メンタルオフィス主宰。心理カウンセラー。『アフガンの義足士』で第1回東京図書出版会出版文化賞最優秀作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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