内容説明
東京の外資系企業しか知らなかったおひとりさまが地方の町の公務員になった。1年間のお試し移住のはずが気がつけば…。9年間の心の変遷をどうぞご一緒に。
目次
第1章 公務員になって被災地へ赴いた(二〇一四年一月~二〇一七年三月)
第2章 フリーランスになっていろいろ体験してみた(二〇一七年四月~二〇二〇年三月)
第3章 パンデミックの日々で考えたこと(二〇二〇年四月~二〇二三年一月)
著者等紹介
中川雅美[ナカガワマサミ]
神奈川県川崎市出身。東京の外資系企業数社で20年以上、翻訳・編集・広報の仕事に携わった後、2014年2月~2017年3月、復興庁派遣職員などとして福島県浪江町役場の広報業務を支援。2017年4月より、福島市を拠点にフリーのライター/コピーライター/広報アドバイザーとして「良文工房」の屋号で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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onasu
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五十路を前に地方で暮らしてみたいとした著者は、どうせなら東日本大震災の被災地支援にと、暫し福島県は浪江町役場(二本松に避難中)で広報の手伝いに。それは2014年2月より3年あまり、役場が町に戻るのを期に退職、その後も福島でフリーランスライターとして活動中とか。 内容は最初こそは震災被害が綴られるが、(どの立場からとか)描き難さから早々に日々のことに。移住という行動には敬意を表するし、同年輩だし、それがどんなものかにも興味は尽きないが、見知らぬ人の日記を覗いたようなのが…、て日記と銘打ってありましたね。2023/12/10